Inkdropサーバレス化計画

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Inkdropサーバレス化計画

Inkdropサーバレス化計画 サーバレスアーキテクチャが自分の中で急に熱い。運用もうやりとうない。業界での知見もぼちぼち出揃ってる感じがあるので自分でも挑戦してみたい。MarkdownノートアプリのInkdropを題材にしてやってみる。 サーバレスアーキテクチャとは、その名の通りサーバが無いアーキテクチャのこと。ここでのサーバとは、apacheやnginxなどのサーバプロセスから、LinuxマシンなどのVMを含めたコンピュータを指す。これらを自分で運用する必要がない。まじかよ。 じゃあどうやって提供するのかというと、サーバの代わりにHTTP(S)に応答したりイベントに反応するサービスを使う。処理を行うプログラムは、APIや機能単位で別々にデプロイしたものを使う。これらのプログラムが予め設定した条件で駆動する。つまり、今まで自分でサーバにやらせていたことを、サービス側でやってもらうということ。 メリットは主に3つある。まずスケールの心配が要らない。サービスが勝手に負荷に合わせてリソースを調整してくれるから。次に、コストを最小限に抑えられる。使われていないサーバの稼働時間にお金を

By Takuya Matsuyama
React Nativeのビルドでcom.atlassian.mobile.video:okhttp-ws-compat:3.7.0-atlassian1が無いって怒られる

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React Nativeのビルドでcom.atlassian.mobile.video:okhttp-ws-compat:3.7.0-atlassian1が無いって怒られる

React Nativeのビルドでcom.atlassian.mobile.video:okhttp-ws-compat:3.7.0-atlassian1が無いって怒られる 数日ぶりにgradleでコンパイルを実行すると、以下のようなエラーが起こるようになった。プロジェクトには何も変更を加えていない。 <span id="395f" class="pn po io pj b gz pp pq m pr ps">FAILURE: Build failed with an exception.</span><span id="ff4e" class="

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MarkdownノートアプリInkdropの近況と今後のマーケティング戦略

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MarkdownノートアプリInkdropの近況と今後のマーケティング戦略

MarkdownノートアプリInkdropの近況と今後のマーケティング戦略 本稿は、フリーランスしながら一人でプロダクトを作って食いたいプロジェクトの進捗報告です。InkdropはMarkdown好きのためのノートアプリです。これを一人で受託やりながら作っています。 * 開発が超順調 * 次はノート共有機能を付ける * 食える気がする * コンテンツマーケティングをこれからがんばる * これはスタートアップではなくスモールビジネス つい昨日、Android版をリリースしました。これで、macOS、Windows、Linux、iOSを含めた5つのプラットフォームで動作するアプリになりました。2ヶ月前にiOS版をリリースしたので、開発ペースとしてはかなり順調と言えそうです。 今後の拡張計画として大きなものはノートの共有機能です。Gistっぽい感じで手軽に共有できるようにしたい。イメージとしては、ノートに可視範囲としてPrivate(秘密)、Unlisted(リンクを知っている人のみ公開)、Public(全体に公開)の3つを指定できるようにします。 個人的には、Mediu

By Takuya Matsuyama
Inkdropの総売上が10万円を超えました

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Inkdropの総売上が10万円を超えました

Inkdropの総売上が10万円を超えました (本記事は「Inkdrop has reached $1,000 sales」の日本語訳です) 久しぶりにInkdropのことについて書きます。初めて知る人のためにご説明すると、InkdropはMarkdown愛好者のためのノートアプリです。プログラマー向けEvernoteと言えばすぐイメージできると思います。僕はこのプロダクトを多くの人に支えてもらいながら、一人で作っています。 クローズドβを経て去年の10月に正式リリースして、はや半年が経ちました。先月iOS版をリリースしたところです。Android版も順次リリース予定です。そして、表題にある通り総売上が10万円を達成しました。めでたい!本当にありがとうございます。どうやらこのサービスでマネタイズはできると言ってもよさそうです。希望が見えてきました。 脱フリーランス・脱受託を目指して自分のプロダクトで稼ぐという活動は、いい意味で出来る限りネタにしてみなさんの参考にしてもらいたいと思っています。 本稿では、半年の運営を通して得た知見を共有します。 まとめ * 少数のヘビーユ

By Takuya Matsuyama
InkdropのAndroid版をリリースしました

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InkdropのAndroid版をリリースしました

InkdropのAndroid版をリリースしました こちらは「Inkdrop for Android is now available」の日本語訳です。 今日、Markdown好きのためのノートアプリInkdropのAndroid版をリリースしました。シンタックスハイライト付きのエディタを備えたアプリです。これで、InkdropはmacOS、Windows、Ubuntu、iOS、そしてAndroidで動くようになりました。なかなかいい感じでしょう? 約2ヶ月前、iOS版をリリースしました。一人で受託の仕事をしながらの開発で、たったの2ヶ月でリリースできたのはReact Nativeのお陰です。Android版に向けて必要だった作業のほとんどはUIコンポーネントの対応だけでした。使ってみると、ルックアンドフィールがiOSっぽいことに気づくかもしれません。というのも、僕自身がずっとiOSユーザなのでAndroidのUIについてそこまで詳しくなかったのが理由です。でもそれはあまり大きな問題では無いでしょう。 今後もアプリは改善していきますので、フィードバックお待ちしています! An

By Takuya Matsuyama
WWDC 2017で感じた希望と失望

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WWDC 2017で感じた希望と失望

WWDC 2017で感じた希望と失望 今申請中のNISA口座が出来たらAppleの株を数万円〜十数万円ぐらい買おうと思ってる。こんなにも毎日使ってお世話になっている会社ってそうそう無いから。というのは建前で、目的は投資による資金運用の練習です。いずれにせよ、応援してるのは間違いない。 で、WWDC2017ですよ。言うまでもなく、それぞれのクオリティは物凄く高い。だからクリエイターとして言うことは特に無いんだけど、いちユーザーとしては無責任にもいろいろ思うことがある。先に褒めて、後半で落とす構成でくっちゃべりたい。 俺のiPad ProはほとんどYouTubeビューワーになっている。たまにKindle。そう、ビューワー。10万円もするビューワー。これって昔っから語られているけど、iPadがビューワーから抜け出せるかどうかっての。確かにApple Pencilで絵を描いたりフリーハンドでメモを取るという用途は満たされた。でも従来のPC的用途を代替できるかと言えば、全くない。iPadを使った方が生産性が高いと思ったことが一度もない。その最たる理由は、マルチタスクだと思う。 例えば、ロ

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シングルタスクを極める

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シングルタスクを極める

シングルタスクを極める ビジネスマンが色んな仕事を同時進行して進めるのがかっこいい、みたいな風潮がある。でも俺は全くそう思わない。むしろ手を広げすぎて無駄に忙しくて仕事が中途半端な人ってイメージ。よっぽどの超人は違うんだろうけど。 俺はマルチタスクよりもシングルタスクを極めたい。シングルタスクは不器用って思う人がいるかもしれないが、全然違う。一つのことに集中して丁寧にこなすという事だ。素早く丁寧に一つ一つこなせば、それはマルチタスクよりも性能が高いと思っている。 何かをしながらやる作業というのは、実はそんなに効率がよくない。例えばテレビを見ながらご飯を食べるのと、見ないで食べるのでは、どちらがより食べ物を味わえるかといえば間違いなく後者だ。人間の情報処理能力なんてたかが知れていて、その少ないリソースを分配すれば必ず無視できない量のオーバーヘッドが起こる。オーバーヘッドとは、何かに付随してかかるコスト。例えば車で曲がり角を曲がる時、そのままのスピードで突っ込んだら事故るのでいったんスピードを落とす。このブレーキに相当するのがオーバーヘッド。人間も、頭を切り替えるには余分なコストがか

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ポピー畑 @ 秩父高原牧場

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ポピー畑 @ 秩父高原牧場

ポピー畑 @ 秩父高原牧場 Instagramコミュニティが開催しているインスタミートってやつに参加してみた。主催者が外国人のためか、外国人参加者が多くて会話がほとんど英語だった。常連と新参が4:1ぐらい。 池袋から西武秩父を経由して、ローカル電車に乗り継ぎ、皆野からシャトルバスに揺られて合計約3時間。 めちゃくちゃ天気が良くて、暑い。 参加者同士モデルになったりして撮り合ったりしていた。自分も撮ってもらったけどこれは一体・・ 秩父には初めて来た。また今度ゆっくり滞在したいな。 ポピーとは関係ないけど、行きしなに撮ったこの1枚が夏の始まりを告げているようで好きだ。 * https://www.tenku-poppy.jp/

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エラーが出ると混乱する人へ

エラーが出ると混乱する人へ プログラミングやってて必ずと言っていいほど出くわすのがエラー。しかも、プログラミングの約半分がそのエラーと戦う作業と言っても過言ではない。これはスキルがいくら上がっても同じ。ずっとトラブルシューティングしてるようなもん。あーだるい。いうこと聞けよな。自分の書いたプログラムが一発で動いたら未だに感動する。俺は運がいい、と。 初心者が挫折するほとんどの理由は、このエラーに対処できないことだと思う。しかも残念なことに入門書の類いはうまくいくやり方しか書いてない。なぜなら書いてる本人にすら、何が起こるかすべて把握しきれないから。だから本に書いてないエラーは起こるべくして起こる。それを初心者はどうやって乗り越えれば良いのか分からなくて、ついには諦めてしまう。もったいないぞ。 エラーが起こる条件は無数にあって、全部書きだすのは無理。だから前もって「こんなエラーが起こるかも」と覚えるのは無駄な努力だからしない方がいい。そんな受験勉強みたいなやり方は間違い。絶対やらないで。 エラーは起こった時に都度調べればいい。覚えなくていいから。全然恥ずかしくないから。本に書いて

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フリーランスでリモートワークする際の考え方とコツ

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フリーランスでリモートワークする際の考え方とコツ

フリーランスでリモートワークする際の考え方とコツ IT界隈では日本でもリモートワークする人が増えてきた。働き方が増えてすごい良いと思う。かくいう自分も独立してから6年間、全てリモートワークで仕事をさせてもらっている。通勤が無い幸せ。マイペースに働ける幸せ。これからもこの生活を続けていきたい。 フリーランスだとどんな感じでリモートワークするのか、どうやって先方に理解してもらうのかとか、気になる人は多いと思う。なので自分の例を紹介してみたい。 まず働き方。自分が受けている案件は今のところ全部スタートアップ系で、主に新規サービスの立ち上げをお手伝いさせて頂いている。サービスの要件定義から関わることもあれば、開発の途中で参加することもある。そして担当範囲は全部。もしくは、独立したシステムをまるっと任されるとかが多い。UIもデザインもサーバ側も全部やる。つまり共通しているのは分担しないこと。デザイナーさんとかと一緒に仕事をした事が無い。だから日常的にメンバーとの密なやりとりが必要ない。 コミュニケーションはどうしてるかというと、まず最初の段階で直接会ったりして話を詰める。その後は放任され

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やらない事を決める

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やらない事を決める

やらない事を決める 自分はどういうキャリアを歩めばいいのかとか、常日頃意識はしている。キャリアという言葉を使っている時点でなんだか視野が業界に限定されているようだが、もっと広い意味で生き方みたいな観点で考える。 エンジニアとしては、フルスタックな点は自他共にいい感じの評価だ。でも個別の技術で見ると上には上がいて、彼らのやっている事は自分には到底及ばないなと思ったりしつつ、でも頑張れば手が届きそうな距離のようにも見えたりする。GitHubで沢山のスターを得るようなライブラリを作って公開するとか、何か著名なプロジェクトのメンテナになるとか。 一方で、俺は本当にそれをする必要があるのか?という疑問もある。自分の本分はプロダクト作りであって、ライブラリ作りではない。自分の情熱は特定の技術にはなく、面白いものを作ってユーザを喜ばせることにある。だからスターの数みたいな他人からの評価に拘る必要はない。 そう、自分は他人からどう思われるのかを気にしているのだ。みんなみたいに人気者になりたい。でもそれは本質じゃない。俺は欲に振り回されている。かつてスティーブ・ジョブズはこう言った: 私は、自

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Hacker Noonのライターになったらアクセス数が急増した

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Hacker Noonのライターになったらアクセス数が急増した

Hacker Noonのライターになったらアクセス数が急増した 嬉しかったので書きます。やってみるもんですね。 Inkdropのアカウントでたまにブログを英語で書いています。まぁ反響はそう簡単に行くわけなく、微妙ですよね。すると、不思議なことに突然このようなメールが届いたんです。 「あんたのストーリーおもろいからHacker Noonに載せさしたるわ。悪い話やないやろ?」とデビッド氏が言ってくれています。MediumにPublicationなる機能がある事をこれで初めて知りました。Publicationは、複数のユーザでつくるニュースペーパーみたいなものです。ようはみんなで書くブログですね。 Hacker Noonの記事はちらほら読んだことがあったので、まさか自分の記事が載せてもらえるということにエキサイトしました。二つ返事でオーケー。すると以下のようにサイトのヘッダーがHacker Noonに変わりました。 ご覧のようにアクセス数が飛躍しました。って言っても1,000満たないんですけどね。でも駆け出しにしては上出来じゃないですか。 で、大事な事が一点。Hacker Noo

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