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Inkdrop v6 Canary版リリースしました — 新Markdownエディタやその他新機能盛り沢山

Inkdrop v6 Canary版リリースしました — 新Markdownエディタやその他新機能盛り沢山

Inkdrop v6.0.0 Canary版リリースしました — 新Markdownエディタやその他新機能盛り沢山 こんにちはTAKUYAです。 v6.0.0 の最初の Canary バージョンをリリースしました 😆✨ v6では、アプリのコア機能の改善がたくさん盛り込まれています! * リリースノート(英語): https://forum.inkdrop.app/t/inkdrop-desktop-v6-0-0-canary-1/5339 CodeMirror 6 ベースの新しいエディタ フローティングツールバー v5ではツールバーがエディタの上部に固定されており、使っていないときもスペースを占有していました。 v6では、テキストを選択したときだけ表示されるフローティングツールバーに変わりました。 GitHub Alerts 構文のサポート Alerts の構文が正しい色と左ボーダーでハイライトされるようになりました。 ネストされたアラートや引用にも対応しています。 また、アラートタイプの入力を支援する補完機能も追加されました。 スラッシュコマンド 空行で /

By Takuya Matsuyama
AIのお陰で最近辛かった個人開発がまた楽しくなった

AIのお陰で最近辛かった個人開発がまた楽しくなった

AIのお陰で最近辛かった個人開発がまた楽しくなった こんにちは、TAKUYAです。日本語ではお久しぶりです。僕はInkdropというプレーンテキストのMarkdownノートアプリを、デスクトップとモバイル向けにマルチプラットフォームで提供するSaaSとして、かれこれ9年にわたり開発運営しています。 最近、その開発にClaude Codeを導入しました。エージェンティックコーディングを可能にするCLIのAIツールです。 最初の試行は失敗に終わったものの、徐々に自分のワークフローに馴染ませることができました。そして先日、アプリ開発がまた「楽しい」と感じられるようになったのです。これは予想外でした。 本稿では、自分がエージェンティック・コーディングをワークフローに取り入れた方法と、それが個人開発への視点をどう変えたかを共有します。 * 翻訳元記事(英語): Agentic coding made programming fun again 自分のアプリに技術的負債が山ほどあった ご想像のとおり、9年も続くサービスをメンテするのは本当に大変です。 初期の頃は新機能の追加も簡単で

By Takuya Matsuyama
個人開発を7年以上続けて分かった技術選択のコツ

個人開発を7年以上続けて分かった技術選択のコツ

個人開発を7年以上続けて分かった技術選択のコツ InkdropというMarkdownノートアプリを作り続けて7年になる。 お陰さまでその売上でずっと生活できている。 これまで個人開発でどう継続していくかについて「ユーザの退会理由をあれこれ考えない」とか「アプリの売上目標を立てるのをやめました」とか、ビジネス面あるいはメンタル面からいろいろ書いてきた。 今回は、技術面にフォーカスして、どう継続して開発していくかについてシェアしたい。 TL;DR * 最初はとにかく最速でリリースする事を最優先する * 迷ったら「ときめく方」を選べ * 程よいところで切り上げて開発を進める * 使っているモジュールがdeprecatedされるなんてザラだと覚悟する * 古いから悪いとは限らない * シンプルにしていく * 老舗から継続の秘訣を学ぶ * 運ゲー要素は排除しきれない 最初はとにかく最速でリリースする事を目標に技術選定する 開発計画とビジネス計画は切っても切り離せない。 コーディングに傾倒するあまり完璧主義に陥って結局リリース出来ないまま頓挫してしまう個人開発者は多い

By Takuya Matsuyama
子育て中の個人開発者の一日

子育て中の個人開発者の一日

子育て中の個人開発者の一日 どうもTAKUYAです。 久しぶりに生活まわりの事を書きたい。自分はInkdropというMarkdownノートアプリを売って生きている。 子供も無事順調に成長しており、あと数ヶ月で3歳になるというところで、イヤイヤ期もやっと終わりが見えてきた。 生活パターンもなんとなく定着しつつあるので、ここで一旦どんなルーティンなのか書き出してみる。ちなみに当方今年で40歳。 平日の1日の流れ * 06:30 妻と子供起床、朝食 * 07:10–30 俺起床、朝食 * 07:40 布団を畳んで子供を着替えさせる。妻はその間に化粧や通勤の準備 * 08:00 ストレッチと軽い筋トレ(腕立て50回、スクワット100回) * 08:10 妻と子供を見送る。15分前後瞑想 * 08:30 散歩 * 09:00 作業開始(カフェまたは家) * 11:00 昼飯 * 12:00 ダラダラする * 12:30 作業再開(だいたい家)

By Takuya Matsuyama
個人開発で次の5年を生き残るためのブランディング戦略

個人開発で次の5年を生き残るためのブランディング戦略

個人開発で次の5年を生き残るためのブランディング戦略 生成AI時代を生き残るためには、感情がより重要になる/ハイブランドからブランディングを学んでみた/生産的な雰囲気をアプリに取り入れる/エデュテイメント: 教育+エンタメ こんにちは、個人開発で生活しているTAKUYAと申します。 主に英語圏で活動しており、本稿は先日書いたブログ記事の日本語訳です。 個人で作っているMarkdownノートアプリInkdropの価格を、2024年2月5日から月額$4.9(年額$49.9)から$9.98(年額$99.8)に変更しました。Inkdropは2016年にローンチして、「自分がユーザならこれぐらい払う」という基準で値段を設定しました。それからありがたいことに7年以上このアプリを続けられていて、お役に立てている事の証左として捉えて喜びと感謝の気持ちでいっぱいです。奇跡だと思います。その間、状況も大きく変わり、アプリの機能性もずいぶん上がりました。その状況と提供価値を反映するために今回初めて価格を更新する事にしました。 この変更の背景については以下の記事で詳しく述べていますので、興味のある方は

By Takuya Matsuyama
Inkdrop値上げのお知らせ

Inkdrop値上げのお知らせ

Inkdrop値上げのお知らせ こんにちは、TAKUYAです。 日本語ではご無沙汰しています。こちらはInkdropに関するアナウンスの日本語訳です。 2月5日より、Inkdropの値段を$4.9/month ($49.9/year) から $9.8/month ($99.8/year) に変更します. これはInkdropをローンチしてから7年間で初めての変更です。 その変更の背景や目的について説明します。 * The original post can be read here TL;DR 僕は数字を追いかけたくありません。それよりも、自分の情熱に従い、使いたい・観たい・読みたいと思えるものをこれからも作り続けたいと考えています。 その活動は、何万人もの課金ユーザを抱えるよりもより小さなスケールの方が適しています。 そのため、僕のプロジェクトInkdropは値段の調整をする必要がありました。 Inkdropを「より大きく」ではなく「より良く」したい。 僕はVCから投資を受けていないソロデベロッパーで、自分が個人的に使いたいものを作ります。 Inkdropは主に自

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(提供終了) Markdownノートアプリ Inkdrop 学割のご案内

(提供終了) Markdownノートアプリ Inkdrop 学割のご案内

(提供終了) Markdownノートアプリ Inkdrop 学割のご案内 12ヶ月間 60% の割引が受けられます 春ですね。新学期ですね。こんにちは、TAKUYAです。InkdropというMarkdown好きのためのノートアプリを一人で開発しています。現在このアプリは世界約70カ国で使われていています。東京のマンション一室から世界へお届けするのはとてもエキサイティングで楽しいです。 InkdropはいわばMarkdownに特化したEvernoteのようなアプリです。つまりMarkdownで書いたノートをタグやノートブックで管理しつつ全文検索ですばやく目的のノートが見つけられるという特徴を備えています。デスクトップアプリとして動作するのでブラウザのタブを汚しません。クロスプラットフォームで動作して高速な同期機能が付いています。 料金は月$4.99または年$49.9です。これは学生さんにとっては少々高いですね。僕は自分のアプリがみなさんの勉学にも役立つと信じています。ですのでリリース当初から学割を提供しています。12ヶ月間で60%の割引が受けられます。 今のところ全体の4%ほど

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Inkdrop mobile v5リリースしました🥳

Inkdrop mobile v5リリースしました🥳

Inkdrop mobile v5リリースしました🥳 ChatGPTで翻訳しました。英語版のリリースノートはこちら こんにちは、Inkdropの開発者のTAKUYAです。 Inkdrop mobile v5 の正式リリースが発表できることを大変嬉しく思います!完全にゼロから再構築するのに2年かかりました。皆様の忍耐とサポートに心から感謝しています。 ここで、v5での新機能の簡単な概要を共有させていただきます。 🙌 今すぐアップデート Inkdropが初めての方は以下よりユーザ登録ください。 Inkdrop - Note-taking App with Robust Markdown EditorGet a low-friction personal note-taking workflow and accomplish more. With your notes well-organized effortlessly, you…www.inkdrop.app 既存ユーザの方はこちらからアプリをダウンロード。 * App Store (iOS): https://a

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InkdropのノートをAstroサイトに簡単に同期する方法

InkdropのノートをAstroサイトに簡単に同期する方法

InkdropのノートをAstroサイトに簡単に同期する方法 live-exportというノートをProgrammaticallyに出力するツールを作りました こんにちは、Inkdrop作者のTAKUYAです。 僕はMarkdownのシンタックス拡張を必要とするような機能要望にノーと言い続けてきました。なぜならInkdropは ‘Markdown’のノートアプリであり、その普及率の高さによる利用可能性を最大限に活かせるように作っているからです。例えば、Markdownは多くの静的サイトジェネレータで広く採用されています。Astro、Gatsby、Jekyll、Hugoなどなど。御存知の通り、既に多くの人がMarkdownでブログ記事を書いています(より厳密にはGitHub-flavored Markdown)。つまり、それは技術ノートだけでなく技術記事の投稿にも適しているのです。 Inkdropはプラットフォームとデバイスをまたいでシームレスな体験を提供します。それによりどこでもMarkdownを閲覧・執筆できます。しかしながら、その同期機能のためにファイルシステムとの親和性を

By Takuya Matsuyama
ウクライナのユーザさん全員に返金しました

ウクライナのユーザさん全員に返金しました

ウクライナのユーザさん全員に返金しました アプリ開発者として今出来ることを どうもTAKUYAです。簡潔に書きます。ウクライナとロシアの情勢はニュースで流れている通り、ショッキングなものです。僕は英語でアプリを開発していて、世界中にユーザがいます。個人開発者として出来ることは無いか考えていたところ、Williamが彼のサービスを購読しているウクライナ人全てに返金処理をしたというツイートを見かけました: これだ!と思い、早速自分も拙作アプリ「Inkdrop」のウクライナのユーザさん全員に返金処理をしました: また、メールにて別途返金と安否を確認する旨のメールを送ったところ、早速いくつか返信がありました: どうやら彼は無事のようです。よかった。多くの人に今の状況を知らせてくれと言っています。 嗚呼、よかった。早く戦争が終わってほしいと言っています。本当にそう思います。 アプリのアクセスログを確認すると、まさに戦場であるキエフからのアクティビティが確認できました。つまり生きている証拠です。それを見て心配すぎて泣きそうになります。 この方法は、どこか謎の組織に募金するよ

By Takuya Matsuyama
2021年の活動成果まとめ・来年の挑戦

2021年の活動成果まとめ・来年の挑戦

2021年の活動成果まとめ・来年の挑戦 娘の誕生、ネイティブMarkdownエディタの実装、YouTubeチャンネルの人気獲得 こんにちは、TAKUYAです。本記事は “What I accomplished in 2021 & my challenge for 2022” の日本語訳です。2021年は、去年の自分が見たら結構驚くぐらいなかなかの飛躍の年でした。あなたはいかがでしたか?本稿では今年の活動成果を総括したいと思います。僕はInkdropというMarkdownノートアプリの作者です。企画・デザイン・ユーザサポート・集客・開発をすべて独りでやっています。現在は主に英語で活動しているため、今年は日本語では低浮上でした。最初は辛くて仕方がなかった英語での活動がすっかりコンフォートゾーンになり、楽しく情報発信しています。フリーランスの仕事はしませんでした。Inkdropの売上で充分家族の生活費も賄えています。来年もこの調子で健康的なペースでやっていきます。 TL;DR * 娘が産まれて、現在7ヶ月になった * ロードマップが40%完了した — モバイル向けMarkdown

By Takuya Matsuyama
React Native製アプリをJSIモジュールを使って50倍高速化した話

React Native製アプリをJSIモジュールを使って50倍高速化した話

React Native製アプリをJSIモジュールを使って50倍高速化した話 本記事は2月26日に書いた英語記事のDeepL機械翻訳です。 人々がアプリを十分に楽しんで使うためには、アプリからできる限り摩擦を取り除くことが重要です。 React Nativeは、JavaScriptとReactを使って、マルチプラットフォームのモバイルアプリを素早く構築できるフレームワークです。そのおかげで、私はInkdropというアプリのモバイル版を作ることができました。エンドツーエンドの暗号化でデバイス間で同期するMarkdownノートアプリです。このアーキテクチャのおかげで、私はこのアプリを素早く構築することができ、ElectronJSで構築したデスクトップ版のコードベースの多くを再利用することで簡単に維持することができました。これは素晴らしいことです。React Nativeには大いに助けられましたが、特に画像を扱う際のパフォーマンスの低さには苦労しました。最悪の場合、7MBの画像をダウンロード、復号化、そして表示するのに40秒かかっていました(ネットワークやデバイスに依存します)。新バー

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個人開発者でも出来るコードサイニング証明書によるWindowsアプリの署名

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個人開発者でも出来るコードサイニング証明書によるWindowsアプリの署名

個人開発者でも出来るコードサイニング証明書によるWindowsアプリの署名 Certumの証明書を購入してアプリを署名するまでの手順 先に英語で書いてから日本語に訳しています。元記事は “Code signing certificate for indie developers” をご参照ください。 こんにちは、個人アプリ作家のTAKUYAです。InkdropというSaaSでご飯を食べています。現在のビジネス規模だと個人事業主としてやったほうが生活がシンプルに保てるので、まだ会社化していません。僕のアプリはInkdropというMarkdownノートアプリで、macOS、Windows、Linux、iOSやAndroidで動作します。最近のOperating Systemsは積極的にMaliciousなSoftwareからユーザを守る機能を搭載しています。macOSではApp Store外で配布する際はアプリを自分でNotarizeする必要があります。それは特に難しいことではありません。なぜならAppleが基本的に必要なものを提供してくれるからです。一方Windowsでは、Micr

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Inkdrop 5.3.0 — ウェブクリッパー、Alfred連携、コンフリクト手動解決機能など

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Inkdrop 5.3.0 — ウェブクリッパー、Alfred連携、コンフリクト手動解決機能など

Inkdrop 5.3.0 — ウェブクリッパー、Alfred連携、コンフリクト手動解消機能など こんにちは、TAKUYAです。久しぶりのデスクトップ版Inkdropのアップデート報告です。v5.3.0をリリースしました!あなたのワークフローを援助する改善が盛りだくさんです。以下、詳しくご紹介していきます。 The English press release is available here. ローカルREST APIエンドポイント機能 ここ最近僕はInkdropをサードパーティ製ツールとの連携性を高める取り組みを行ってきました。このローカルREST APIエンドポイント機能は、外部プログラムから簡単かつ安全にアクセスできるようにするデータベース用HTTPサーバを開きます。怖そうですか?ご心配なく。これはループバックネットワークからのアクセスしか受け付けません。つまり外部ネットワークからの接続はデフォルトで拒否されます。以下で説明するのように、この機能はノートの柔軟なインポートやエクスポートといった多くの可能性を開放します。 ローカルREST APIエンドポイントを有効に

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離脱率を下げろ!個人開発でユーザ数1万人を達成する方法

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離脱率を下げろ!個人開発でユーザ数1万人を達成する方法

離脱率を下げろ!個人開発でユーザ数1万人を達成する方法 ユーザ数の伸び悩みを打破できた理由は、新規ユーザではなく既存ユーザに注力する事だった こんにちは、Inkdrop開発者のTAKUYAです。本エントリは僕と同じように個人開発を楽しみ、成果を出している方にお話を伺う企画です。前回のMENTAの入江さんに続き、今回は家族向けToDoアプリ「ファミリーTODO」を開発されているhirothingsさんに体験談を語って頂きました。ToDoアプリは言わずもがな無数の類似アプリが存在するレッドオーシャンです。その中で、ご自身の原体験からアイデアを発想し、伸び悩む厳しい状況も楽しみ、周りから意見を積極的に取り入れる姿勢によって、見事に1万ユーザを獲得しました。「作ったは良いけど全然伸びない…」と悩んでいる方にぜひ読んで頂きたい内容です。それではどうぞ。 文章: hirothings / 編集: TAKUYA * 過去の自分と比べて成長を感じてモチベーションを保つ * 自分自身がユーザであり続ける・お金を主目的にしない * 既存ユーザに注力して離脱率を下げる * ASO対策をしつつ

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Inkdropで請求先情報の入力が必要になりました

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Inkdropで請求先情報の入力が必要になりました

Inkdropで請求先情報の入力が必要になりました 消費税の課税と免税を証明するため、請求先情報の入力にご協力ください 本記事は “Inkdrop needs to collect your billing address” の日本語訳です。 こんにちは、TAKUYAです。ちょっと事務的ですが、日本の消費税法に対処するための、Inkdropの請求先情報に関する重要なお知らせです。日本在住のユーザの方にも影響があります。これに伴い、プライバシーポリシーを変更しました。また、海外向けにアプリを販売しようとお考えの方にも参考になればと思います。 TL;DR * 請求先情報の詳細をこちらのページにてご入力ください * 日本国内に居住の場合、消費税の支払い義務があります。国外に居住の場合、消費税は免税されます * 国外の現在住所を入力しない限り、消費税がデフォルトで加算されます 請求先情報を入力して頂く必要があります ありがたいことに、今年のInkdropの売上は1,000万円に届く可能性があります。日本では、製品やサービスに原則10%の消費税が課せられます。年間1,00

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「コツコツ」は大化けする!力を抜きつつ個人開発を成功させる秘訣

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「コツコツ」は大化けする!力を抜きつつ個人開発を成功させる秘訣

「コツコツ」は大化けする!力を抜きつつ個人開発を成功させる秘訣 どうも個人アプリ作家のTAKUYAです。本ブログの名前「週休7日で働きたい」は、出来るだけやりたくない事をせず、やりたい事だけをして生きるというライフスタイルへの願望を表現したコピーです。今回、そのようなライフスタイルを実現し実践している個人開発仲間の入江さんに、当ブログにお招きして語って頂きました。子育ても両立しながらサービスをM&Aに導くまでに至る原体験や行動理念が学び取れます。それではどうぞ。 文章: 入江、編集: TAKUYA TL;DR * 「仕事」とは考えず自然体で楽しむ * 不安を危機感に変えて動力源にする * 個人開発はリスクが低い * サービスが絶対にヒットする!とは考えない * 一瞬の達成感のために頑張るのではなく、一日一日を充実させる

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個人アプリ作家の夢のデスク構成 (2020年末)

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個人アプリ作家の夢のデスク構成 (2020年末)

個人アプリ作家の夢のデスク構成 (2020年末) 会社を辞めて8年前にフリーランスとして自宅で働くようになってから、自分のデスクで毎日何時間も過ごすようになりました。 より高い生産性を得るために、これまで色々な作業環境の改善を積み重ねて来ました。 ただ生産性を上げるだけでなく、健康について気遣うことも大切です。 この動画では、より良い生産性と健康を実現するデスク環境作りの過程のスナップショットをみなさんに共有したいと思います。 こんにちは、個人アプリ作家のTAKUYAと申します。InkdropというMarkdownノートアプリを独りで作っています。 Software as a Serviceビジネスを成功させるにあたって、僕は独りでいろんな作業をこなしています。 プログラミングだけでなく、マーケティングのためのブログを書いたり、イラストを描いたり、ユーザサポートを提供したりなどなど。 そのため、集中の邪魔にならず、作業に没頭できる空間や道具をもつ事は必要不可欠です。 作業部屋 — 和室 僕の作業部屋はもともと和室で畳の部屋でした。 それだとデスクを設置するにはあまり適さないと

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個人開発者のためのコマンドラインGit使いこなし術

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個人開発者のためのコマンドラインGit使いこなし術

個人開発者のためのコマンドラインGit使いこなし術 英語で先に書いてから翻訳しています どうも個人アプリ作家のTAKUYAと申します。 Gitはコードベースや変更履歴の管理に必要不可欠なツールです。たとえ個人でアプリを開発していたとしても。 僕はデスクトップとモバイルの両方で動作する、InkdropというMarkdownのノートアプリを独りで開発しています。 当アプリはデスクトップ版はElectron、モバイル版はReact Nativeで作られています。 僕は開発作業は基本的にtmuxとvimでターミナル上で行っています。vimによるJavaScriptコーディングのためのセットアップについては前回シェアしたとおりです。 本稿では、僕のGitのワークフローについてご紹介したいと思います。 内容はすでにGitの基本をご存知の方向けとなります。 Gitの操作も基本的にはターミナル上で行っています。 色んなGUIベースのGitクライアントアプリを試したのですが、結局慣れませんでした。というのも、Gitコマンド自体にこれと言って大きな不満がなかったからです。 だからといって皆さんも

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シンタックステーマを元にしてプレゼンのテーマを作ったら簡単にカッコよく出来た

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シンタックステーマを元にしてプレゼンのテーマを作ったら簡単にカッコよく出来た

シンタックステーマを元にしてプレゼンのテーマを作ったら簡単にカッコよく出来た 海外のカンファで喋る予定なのでプレゼンを作る必要が出た。 でもKeynoteのデフォルトのテーマは全然好きじゃない。まず配色が気に入らない。 そこで自分でイチからテーマを作ることにした。 結果がこちら: とても気に入っている。 配色はHorizon ThemeというVisual Studio Code用のシンタックステーマから拝借した: こちらのサイトに載っている色コードをコピペするだけ: それを以下のようにKeynoteのパレットに登録すれば、すぐに使い回せるようになる。 とっても簡単。テーマ買う必要無し。あなたのお好きなシンタックステーマをプレゼンのテーマにしてみてはいかが。 ダウンロード 今回作ったテーマはGitHub上に公開したのでよろしければどうぞ: * craftzdog/presentation-themes: Presentation themes based on popular syntax themes

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Inkdropのロードマップ vol.5

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Inkdropのロードマップ vol.5

Inkdropのロードマップ vol.5 個人開発者として成功し続けるための戦略 英語で先に書いてから日本語に訳しています どうもみなさん、お元気ですか。Inkdrop作者のTAKUYAです。先月、Inkdrop v5がリリースされました。よりあなたのノートの整理を支援する新しい機能や改善がふんだんに盛り込まれました。みなさんが気に入ってくださっているのをみてとても嬉しく思います。そして今、ロードマップvol.4がついに完走を迎えました。めでたい。では早速Inkdropの未来について語りましょう。 TL;DR * 総売上は2,000万円を超えました * 僕は自分と似ている人を助けます * 僕はコア体験に集中します。そしてあなたの好きに拡張できるようにします * モバイルプラットフォームで1stクラスの体験を実現する なかなか遠いところまでやってきました Inkdropはロードマップを毎年アナウンスしています。今回のロードマップはVolume 5を数えます。5です!なかなかの所にまで来ました。最初のロードマップを発表したのは4年前になります。それもこれも支えて下

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vim沼: JavaScriptでElectronとReact Nativeアプリを効率的に開発する設定

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vim沼: JavaScriptでElectronとReact Nativeアプリを効率的に開発する設定

vim沼: JavaScriptでElectronとReact Nativeアプリを効率的に開発する設定 先に英語で書いてから日本語訳しています。 こんにちは、個人アプリ作家のTakuyaです。 僕はInkdropというMarkdownノートアプリを独りで開発しています。 これはmacOSやWindows、Linux、iOSからAndroidまでスムーズに動作します。 なぜならデスクトップ版はElectron、モバイル版はReact Nativeで組まれているからです。 つまりアプリは基本的にJavaScriptで書かれています。 本稿では、vimにて効率的にJavaScriptをコーディングするためのワークフローについてシェアします。 僕はVSCodeのようなIDEを使わず、主にターミナル上で作業しています。 使っているツールはtmuxとNeovimです。 この構成での基本的なワークフローについてはこちらに書きました。 ここでは、更にvimの設定について掘り下げてご説明します。 僕のdotfilesはGitHub上で公開していますので、ご自由にコピペしてください。 Plu

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アプリ開発者が開発の様子を配信して集客する戦略について考える

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アプリ開発者が開発の様子を配信して集客する戦略について考える

アプリ開発者が開発の様子を配信して集客する戦略について考える Inkdropの今後の集客戦略メモ 頭の整理も兼ねて書き連ねる。たまには日本語で。 MarkdownノートアプリInkdrop v5も無事リリース出来て、概ね好評でなにより。事故らなくてよかった。Hacker Newsにもシェアしてみたけど今回はあいにくバズらなかった。何度も同じ手法は通じないようだ。でも不確実なバズに頼ってばかりは良くない。もう収益化は出来ているので、今後は急がず自分のチャネルを少しずつ太くしていく事に注力する。 v5の開発中は5ヶ月間全くアプリの更新をしなかった。でも奇跡的に課金ユーザ数の増減はプラマイゼロだった。β版の配信や、こまめな進捗報告をしていたお陰かもしれない。でも開発に没頭するあまりInkdropの主要集客媒体であるブログやYouTubeの更新をサボっていたので、ユーザ増加ペースは大幅に下がっている。なので集客をこれからがんばる必要がある。ではその戦略をどうするか。 興味があるのは動画作り。最近はYouTubeの更新ペースを増やしつつある。以前YouTubeチャンネルの差別化戦略は書

By Takuya Matsuyama
Inkdrop v5をリリースしました

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Inkdrop v5をリリースしました

Inkdrop v5をリリースしました より高速なデータ同期とアプリ起動、アイコンの刷新とよりシンプルになったUI、プロジェクトのような動作が加わったノートブック、そしてプラグイン管理GUIなど 英語で書いてから日本語訳しています ⇒ English version is available here. こんにちは、TAKUYAです。本日Inkdrop v5をリリースしました。前回のアップデートから5ヶ月ぶりとなります。沢山の新機能、改善やバグ修正があります。アナウンスできてとても嬉しいです。ベータ版のテストを手伝ってくださった皆さんに感謝します。ありがとう、Andi, can_Y, ebigram, Erdem, Gustavo, James, Mike, Rael, tdudz, Zhuolun!さて、本稿ではv5の新しく加えられた変更点についてご紹介して行きます。 Inkdropとは? — 4年かけて作ったアプリ 偶然この記事に出会ったみなさん: はじめまして!僕はInkdropを4年間ひとりで開発しています。時が経つのは早いですね。これはプレーンテキストのMarkd

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