Hacker Newsで話題1位を取ると何が起こるか

Hacker Newsで話題1位を取ると何が起こるか

Hacker Newsで話題1位を取ると何が起こるか

今までと特に変わらない

自作アプリInkdropに関する自分のブログ記事が、Y Combinatorの運営するアメリカのスタートアップコミュニティ「Hacker News」で話題になった。HNに自分の作品が話題になるのはこれで3度目。

1位のポジションを12時間保持した

一夜明けて、日本時間の今朝のコメント数は128、Upvotesは859だった。自分でHNに投稿した訳ではなく、読者の誰かがシェアしてくれたようだった。

練馬のマンション一室でしこしこ作っていたアプリが海外で話題になるのはとても感慨深い。記事のアクセス数は約6万ビューだった:

もっと盛り上がらせようと思って、こんな感じでいくつかのコメントに返信したりした:

自分は何か自慢できるような大きな賞を取ったりしたことが一度もない。それが若干のコンプレックスだったりもする。でもこうやって話題になってくれると、一応世の中に認知されるようなモノが作れているんだなという実感が持てる。賞など別にいらない。

で、海外で話題になると何が起こるのか、ざっくり列挙したい:

  1. 一日のユーザ登録数が通常の18倍になる
  2. スタートアップのお誘いが何個か来る
  3. フォロワーが130人増える
  4. 俺のサイドプロジェクトのメンターになってくれという人が現れる
  5. 自分たちのプロダクトを使ってくれという営業がくる
  6. 投資の打診が来る
  7. なにかしら質問がいっぱいくる
  8. タイポの報告がくる
  9. 自分のサイドプロジェクトが不安でどうしようもないんだけど、どうやって乗り越えたのかという相談が来る
  10. 俺を雇ってくれという人が現れる

一晩でこんなに来る。全部は返信できない。なんか逆に他人事に思えて、冷静になる。

投資の打診が来るって一見凄いことに聞こえるかもしれないけど、メールの内容は淡白なもので、「投資受ける気、ない?」の一言だけである。まずあなたは誰なのか教えてほしい。ググってもよく分からない。アメリカ人っぽいメール。

スタートアップのお誘いは、 “I have some really big ideas here.” というノリで来る。でもせっかく上手く行きかけているプロダクトを放り出して、知らない人のスタートアップに参加するのはやっぱり違う気がする。

メンターになってくれというお誘いはちょっと面白い。英会話の練習になりそうだし。自分のプロジェクトが不安っていう人は、なんか可愛い。素直だな。人を雇うつもりもお金も無いから、雇う話は悪しからずお断りする。

Twitterの英語アカウントのフォロワーはもっと増やしたい。今回130人増えたけど意外と少なかった。あともうひと踏ん張りで1,000人。Mediumのフォロワーは2100人を超えた。こっちの数字の規模感はよく分からないけど、とりあえず多いに越したことはない。

という感じで、別にこれで人生が180度変わったりはしない。今やってること、やってきたことをこれからも淡々と続けるだけだ。でもありがたい。ありがとうございます。

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「一汁一菜」にAI時代の生き方が詰まっている

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