InkdropのノートをAstroサイトに簡単に同期する方法

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InkdropのノートをAstroサイトに簡単に同期する方法

InkdropのノートをAstroサイトに簡単に同期する方法 live-exportというノートをProgrammaticallyに出力するツールを作りました こんにちは、Inkdrop作者のTAKUYAです。 僕はMarkdownのシンタックス拡張を必要とするような機能要望にノーと言い続けてきました。なぜならInkdropは ‘Markdown’のノートアプリであり、その普及率の高さによる利用可能性を最大限に活かせるように作っているからです。例えば、Markdownは多くの静的サイトジェネレータで広く採用されています。Astro、Gatsby、Jekyll、Hugoなどなど。御存知の通り、既に多くの人がMarkdownでブログ記事を書いています(より厳密にはGitHub-flavored Markdown)。つまり、それは技術ノートだけでなく技術記事の投稿にも適しているのです。 Inkdropはプラットフォームとデバイスをまたいでシームレスな体験を提供します。それによりどこでもMarkdownを閲覧・執筆できます。しかしながら、その同期機能のためにファイルシステムとの親和性を

By Takuya Matsuyama
ウクライナのユーザさん全員に返金しました

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ウクライナのユーザさん全員に返金しました

ウクライナのユーザさん全員に返金しました アプリ開発者として今出来ることを どうもTAKUYAです。簡潔に書きます。ウクライナとロシアの情勢はニュースで流れている通り、ショッキングなものです。僕は英語でアプリを開発していて、世界中にユーザがいます。個人開発者として出来ることは無いか考えていたところ、Williamが彼のサービスを購読しているウクライナ人全てに返金処理をしたというツイートを見かけました: これだ!と思い、早速自分も拙作アプリ「Inkdrop」のウクライナのユーザさん全員に返金処理をしました: また、メールにて別途返金と安否を確認する旨のメールを送ったところ、早速いくつか返信がありました: どうやら彼は無事のようです。よかった。多くの人に今の状況を知らせてくれと言っています。 嗚呼、よかった。早く戦争が終わってほしいと言っています。本当にそう思います。 アプリのアクセスログを確認すると、まさに戦場であるキエフからのアクティビティが確認できました。つまり生きている証拠です。それを見て心配すぎて泣きそうになります。 この方法は、どこか謎の組織に募金するよ

By Takuya Matsuyama
2021年の活動成果まとめ・来年の挑戦

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2021年の活動成果まとめ・来年の挑戦

2021年の活動成果まとめ・来年の挑戦 娘の誕生、ネイティブMarkdownエディタの実装、YouTubeチャンネルの人気獲得 こんにちは、TAKUYAです。本記事は “What I accomplished in 2021 & my challenge for 2022” の日本語訳です。2021年は、去年の自分が見たら結構驚くぐらいなかなかの飛躍の年でした。あなたはいかがでしたか?本稿では今年の活動成果を総括したいと思います。僕はInkdropというMarkdownノートアプリの作者です。企画・デザイン・ユーザサポート・集客・開発をすべて独りでやっています。現在は主に英語で活動しているため、今年は日本語では低浮上でした。最初は辛くて仕方がなかった英語での活動がすっかりコンフォートゾーンになり、楽しく情報発信しています。フリーランスの仕事はしませんでした。Inkdropの売上で充分家族の生活費も賄えています。来年もこの調子で健康的なペースでやっていきます。 TL;DR * 娘が産まれて、現在7ヶ月になった * ロードマップが40%完了した — モバイル向けMarkdown

By Takuya Matsuyama
React Native製アプリをJSIモジュールを使って50倍高速化した話

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React Native製アプリをJSIモジュールを使って50倍高速化した話

React Native製アプリをJSIモジュールを使って50倍高速化した話 本記事は2月26日に書いた英語記事のDeepL機械翻訳です。 人々がアプリを十分に楽しんで使うためには、アプリからできる限り摩擦を取り除くことが重要です。 React Nativeは、JavaScriptとReactを使って、マルチプラットフォームのモバイルアプリを素早く構築できるフレームワークです。そのおかげで、私はInkdropというアプリのモバイル版を作ることができました。エンドツーエンドの暗号化でデバイス間で同期するMarkdownノートアプリです。このアーキテクチャのおかげで、私はこのアプリを素早く構築することができ、ElectronJSで構築したデスクトップ版のコードベースの多くを再利用することで簡単に維持することができました。これは素晴らしいことです。React Nativeには大いに助けられましたが、特に画像を扱う際のパフォーマンスの低さには苦労しました。最悪の場合、7MBの画像をダウンロード、復号化、そして表示するのに40秒かかっていました(ネットワークやデバイスに依存します)。新バー

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個人開発者でも出来るコードサイニング証明書によるWindowsアプリの署名

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個人開発者でも出来るコードサイニング証明書によるWindowsアプリの署名

個人開発者でも出来るコードサイニング証明書によるWindowsアプリの署名 Certumの証明書を購入してアプリを署名するまでの手順 先に英語で書いてから日本語に訳しています。元記事は “Code signing certificate for indie developers” をご参照ください。 こんにちは、個人アプリ作家のTAKUYAです。InkdropというSaaSでご飯を食べています。現在のビジネス規模だと個人事業主としてやったほうが生活がシンプルに保てるので、まだ会社化していません。僕のアプリはInkdropというMarkdownノートアプリで、macOS、Windows、Linux、iOSやAndroidで動作します。最近のOperating Systemsは積極的にMaliciousなSoftwareからユーザを守る機能を搭載しています。macOSではApp Store外で配布する際はアプリを自分でNotarizeする必要があります。それは特に難しいことではありません。なぜならAppleが基本的に必要なものを提供してくれるからです。一方Windowsでは、Micr

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Inkdrop 5.3.0 — ウェブクリッパー、Alfred連携、コンフリクト手動解決機能など

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Inkdrop 5.3.0 — ウェブクリッパー、Alfred連携、コンフリクト手動解決機能など

Inkdrop 5.3.0 — ウェブクリッパー、Alfred連携、コンフリクト手動解消機能など こんにちは、TAKUYAです。久しぶりのデスクトップ版Inkdropのアップデート報告です。v5.3.0をリリースしました!あなたのワークフローを援助する改善が盛りだくさんです。以下、詳しくご紹介していきます。 The English press release is available here. ローカルREST APIエンドポイント機能 ここ最近僕はInkdropをサードパーティ製ツールとの連携性を高める取り組みを行ってきました。このローカルREST APIエンドポイント機能は、外部プログラムから簡単かつ安全にアクセスできるようにするデータベース用HTTPサーバを開きます。怖そうですか?ご心配なく。これはループバックネットワークからのアクセスしか受け付けません。つまり外部ネットワークからの接続はデフォルトで拒否されます。以下で説明するのように、この機能はノートの柔軟なインポートやエクスポートといった多くの可能性を開放します。 ローカルREST APIエンドポイントを有効に

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離脱率を下げろ!個人開発でユーザ数1万人を達成する方法

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離脱率を下げろ!個人開発でユーザ数1万人を達成する方法

離脱率を下げろ!個人開発でユーザ数1万人を達成する方法 ユーザ数の伸び悩みを打破できた理由は、新規ユーザではなく既存ユーザに注力する事だった こんにちは、Inkdrop開発者のTAKUYAです。本エントリは僕と同じように個人開発を楽しみ、成果を出している方にお話を伺う企画です。前回のMENTAの入江さんに続き、今回は家族向けToDoアプリ「ファミリーTODO」を開発されているhirothingsさんに体験談を語って頂きました。ToDoアプリは言わずもがな無数の類似アプリが存在するレッドオーシャンです。その中で、ご自身の原体験からアイデアを発想し、伸び悩む厳しい状況も楽しみ、周りから意見を積極的に取り入れる姿勢によって、見事に1万ユーザを獲得しました。「作ったは良いけど全然伸びない…」と悩んでいる方にぜひ読んで頂きたい内容です。それではどうぞ。 文章: hirothings / 編集: TAKUYA * 過去の自分と比べて成長を感じてモチベーションを保つ * 自分自身がユーザであり続ける・お金を主目的にしない * 既存ユーザに注力して離脱率を下げる * ASO対策をしつつ

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Inkdropで請求先情報の入力が必要になりました

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Inkdropで請求先情報の入力が必要になりました

Inkdropで請求先情報の入力が必要になりました 消費税の課税と免税を証明するため、請求先情報の入力にご協力ください 本記事は “Inkdrop needs to collect your billing address” の日本語訳です。 こんにちは、TAKUYAです。ちょっと事務的ですが、日本の消費税法に対処するための、Inkdropの請求先情報に関する重要なお知らせです。日本在住のユーザの方にも影響があります。これに伴い、プライバシーポリシーを変更しました。また、海外向けにアプリを販売しようとお考えの方にも参考になればと思います。 TL;DR * 請求先情報の詳細をこちらのページにてご入力ください * 日本国内に居住の場合、消費税の支払い義務があります。国外に居住の場合、消費税は免税されます * 国外の現在住所を入力しない限り、消費税がデフォルトで加算されます 請求先情報を入力して頂く必要があります ありがたいことに、今年のInkdropの売上は1,000万円に届く可能性があります。日本では、製品やサービスに原則10%の消費税が課せられます。年間1,00

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「コツコツ」は大化けする!力を抜きつつ個人開発を成功させる秘訣

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「コツコツ」は大化けする!力を抜きつつ個人開発を成功させる秘訣

「コツコツ」は大化けする!力を抜きつつ個人開発を成功させる秘訣 どうも個人アプリ作家のTAKUYAです。本ブログの名前「週休7日で働きたい」は、出来るだけやりたくない事をせず、やりたい事だけをして生きるというライフスタイルへの願望を表現したコピーです。今回、そのようなライフスタイルを実現し実践している個人開発仲間の入江さんに、当ブログにお招きして語って頂きました。子育ても両立しながらサービスをM&Aに導くまでに至る原体験や行動理念が学び取れます。それではどうぞ。 文章: 入江、編集: TAKUYA TL;DR * 「仕事」とは考えず自然体で楽しむ * 不安を危機感に変えて動力源にする * 個人開発はリスクが低い * サービスが絶対にヒットする!とは考えない * 一瞬の達成感のために頑張るのではなく、一日一日を充実させる

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個人アプリ作家の夢のデスク構成 (2020年末)

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個人アプリ作家の夢のデスク構成 (2020年末)

個人アプリ作家の夢のデスク構成 (2020年末) 会社を辞めて8年前にフリーランスとして自宅で働くようになってから、自分のデスクで毎日何時間も過ごすようになりました。 より高い生産性を得るために、これまで色々な作業環境の改善を積み重ねて来ました。 ただ生産性を上げるだけでなく、健康について気遣うことも大切です。 この動画では、より良い生産性と健康を実現するデスク環境作りの過程のスナップショットをみなさんに共有したいと思います。 こんにちは、個人アプリ作家のTAKUYAと申します。InkdropというMarkdownノートアプリを独りで作っています。 Software as a Serviceビジネスを成功させるにあたって、僕は独りでいろんな作業をこなしています。 プログラミングだけでなく、マーケティングのためのブログを書いたり、イラストを描いたり、ユーザサポートを提供したりなどなど。 そのため、集中の邪魔にならず、作業に没頭できる空間や道具をもつ事は必要不可欠です。 作業部屋 — 和室 僕の作業部屋はもともと和室で畳の部屋でした。 それだとデスクを設置するにはあまり適さないと

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個人開発者のためのコマンドラインGit使いこなし術

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個人開発者のためのコマンドラインGit使いこなし術

個人開発者のためのコマンドラインGit使いこなし術 英語で先に書いてから翻訳しています どうも個人アプリ作家のTAKUYAと申します。 Gitはコードベースや変更履歴の管理に必要不可欠なツールです。たとえ個人でアプリを開発していたとしても。 僕はデスクトップとモバイルの両方で動作する、InkdropというMarkdownのノートアプリを独りで開発しています。 当アプリはデスクトップ版はElectron、モバイル版はReact Nativeで作られています。 僕は開発作業は基本的にtmuxとvimでターミナル上で行っています。vimによるJavaScriptコーディングのためのセットアップについては前回シェアしたとおりです。 本稿では、僕のGitのワークフローについてご紹介したいと思います。 内容はすでにGitの基本をご存知の方向けとなります。 Gitの操作も基本的にはターミナル上で行っています。 色んなGUIベースのGitクライアントアプリを試したのですが、結局慣れませんでした。というのも、Gitコマンド自体にこれと言って大きな不満がなかったからです。 だからといって皆さんも

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シンタックステーマを元にしてプレゼンのテーマを作ったら簡単にカッコよく出来た

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シンタックステーマを元にしてプレゼンのテーマを作ったら簡単にカッコよく出来た

シンタックステーマを元にしてプレゼンのテーマを作ったら簡単にカッコよく出来た 海外のカンファで喋る予定なのでプレゼンを作る必要が出た。 でもKeynoteのデフォルトのテーマは全然好きじゃない。まず配色が気に入らない。 そこで自分でイチからテーマを作ることにした。 結果がこちら: とても気に入っている。 配色はHorizon ThemeというVisual Studio Code用のシンタックステーマから拝借した: こちらのサイトに載っている色コードをコピペするだけ: それを以下のようにKeynoteのパレットに登録すれば、すぐに使い回せるようになる。 とっても簡単。テーマ買う必要無し。あなたのお好きなシンタックステーマをプレゼンのテーマにしてみてはいかが。 ダウンロード 今回作ったテーマはGitHub上に公開したのでよろしければどうぞ: * craftzdog/presentation-themes: Presentation themes based on popular syntax themes

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