Inkdrop

Stripe外からアプリの支払いを受け取った時の対処手順

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Stripe外からアプリの支払いを受け取った時の対処手順

Stripe外からアプリの支払いを受け取った時の対処手順 カード決済の失敗理由は基本的に分からない/信用コストは自分で払う必要がある/根本解決は事業者としての信用を高める事 どうも、個人アプリ作家のTAKUYAです。サブスク制のサービスを、カード決済プラットフォーム「Stripe」を使って組んでいます。基本的に支払いはクレジットカードとデビットカードのみ受け付けています。しかしながら、そのカード決済がどうしてもうまく行かないケースがごく稀にあります。その時、例外的にPayPal経由で支払ってもらうようにしています。本稿ではその際の管理手順について、自分用の備忘録も兼ねて解説したいと思います。 カード決済の失敗理由は基本的に分からない クレジットカード決済は様々な理由でdecline(拒否)されます。体感的には全体の10%ぐらいが失敗しているように見えます。declineされるポイントは2つです: * カード登録時 * 決済実行時 失敗理由は実に様々で、StripeのドキュメントにDecline Code一覧が記されています。 Bank Decline Codes |

By Takuya Matsuyama
tmuxとvimによる開発作業フロー (動画)

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tmuxとvimによる開発作業フロー (動画)

tmuxとvimによる開発作業フロー (動画) どうもTAKUYAです。今回の動画では、僕は普段Inkdropをどのように開発しているのかを一部ご紹介したいと思います。あなたの開発ワークフロー改善の参考になれば幸いです。 以降は、動画内でご紹介した設定を掲載します。 tmuxの設定 プリフィックスをC-tに変更 set-option -g prefix C-t vimライクなペインの移動 bind -r k select-pane -U bind -r j select-pane -D bind -r h select-pane -L bind -r l select-pane -R 'ide'スクリプト #!/bin/bash tmux split-window -v -p 30 tmux split-window -h -p

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アプリの新バージョンのローンチをどうやって成功させたか

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アプリの新バージョンのローンチをどうやって成功させたか

アプリの新バージョンのローンチをどうやって成功させたか あらかじめ観衆を作り上げる、推薦文をお願いする、パワフルなランディングページを作る、Hacker Newsのコミュニティには自然体で正直に接しよう こんにちは、TAKUYAです。このブログは僕の個人開発の経験をシェアする場所です。最近、1人で開発しているInkdropというMarkdownノートアプリの新バージョンをリリースしました: Introducing Inkdrop 4End-to-end Encryption Support, Smart Scroll Sync for Side-by-side View, New Logo, and More.blog.inkdrop.info みなさんのお陰で、たくさんの人が記事を読みに来て、アプリに登録して頂くことが出来ました。こうして良い結果を残して、7ヶ月の取り組みに区切りを付けることが出来たのはとても嬉しいです。次の取り組みに移る前に、今回のローンチをどのようにして成功させたかシェアしたいと思います。何を考えて何を行ったか具体的に説明していきます。 アナウンスから

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Inkdrop のロードマップ vol.3

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Inkdrop のロードマップ vol.3

Inkdrop のロードマップ vol.3 今後予定している抜本的改善や新しい機能など この記事は “The Roadmap of Inkdrop vol.3” の日本語訳です。 こんにちは、TAKUYAです。MarkdownノートアプリInkdropを一人で開発運営しています。 最近、前回のロードマップのタスクをすべて完了しました。 モバイル版の再構築など、なかなかにハードな道のりでした。モバイル版はそのお陰でノートの閲覧や編集がとても快適に使えるようになりました。気に入って下さっているようでとても嬉しいです。ちなみに、その開発で得た知見はこちらの記事にまとめましたのでよろしければ御覧ください。React Nativeの開発に役立つと思います。 そして、ロードマップには無かったのですが、同期機能に関して重要なアップデートがありました。それはコンフリクトしたノートの自動コピーです。最も最悪なユーザ体験はノートのデータが失われることです。この改善によってより安心してアプリが使えるようになりました。この機能のバグ修正に熱心に協力してくださったOtawaraさんやMeoさんに感謝

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Inkdrop v4 プライベートβ公開のお知らせ

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Inkdrop v4 プライベートβ公開のお知らせ

Inkdrop v4 プライベートβ公開のお知らせ コア機能の大幅な改善: エンドツーエンド暗号化・より使いやすい検索UI・スマートスクロール同期機能など 英語の元記事はこちら こんにちは、TAKUYAです。 Inkdropは強力なMarkdownエディタと端末間データ同期機能を備えたノートアプリです。お陰様で1,000人近いユーザの方が購読してくださり、本プロジェクトは無事3年目を迎えました!🥳 そして本日、素敵なニュースがあります。 約半年前、ロードマップ(vol.3)で説明した通り、アプリに抜本的改善を施すために再構築することを決断しました。モバイル版の再構築には6ヶ月を要しましたが、今回も同じく7ヶ月かかりました。長い旅でした。多くの作業を経て、ようやくプライベートβの公開に漕ぎ着けました。まだ改善の余地はありますが、リリースしたいと思います。課金ユーザの皆様はこちらからテストに参加できます。正直言うと、長い期間アプリを更新しないことで多くのユーザ離脱が発生するのではないかと怖かったです。大変おまたせしました。ご意見お待ちしています。 では、Inkdrop v4の

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一人でも出来る!ユーザを引き寄せるためのブログ術

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一人でも出来る!ユーザを引き寄せるためのブログ術

一人でも出来る!ユーザを引き寄せるためのブログ術 ブログで人を喜ばせる。そのために工夫したこと。 元記事: My Blogging Tips to Attract Users for Your Niche Product こんにちは、TAKUYAです。個人で作っているMarkdownノートアプリInkdropの課金ユーザは、お陰さまでもうすぐ1,000人に到達しそうです。こちらは最近の売上の推移です: ほとんどのユーザは僕のブログでアプリの事を知っています。本稿では、僕がブログで集客のために工夫している点をシェアしたいと思います。もしあなたが丁度プロダクトを立ち上げようとしていたり、既にアプリを走らせているなら、きっと参考になると思います。 Inkdropはその集客をApp StoreやGoogle Play Storeなど特定のプラットフォームに依存していません。つまり自分で集客する必要がありました。でも広告は嫌いなので頼りたくありません。それがブログを書き始めた理由です。僕は今2つのブログを運営しています: 英語ブログ「Dev As Life」と本ブログ「週休7日で働きた

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生産性と健康の両立を追求したデスク環境

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生産性と健康の両立を追求したデスク環境

生産性と健康の両立を追求したデスク環境 数年間かけて自分なりに工夫してきた点をまとめてご紹介 どうもTAKUYAです。InkdropというMarkdownノートアプリを一人で作って生活しています。新居に来て新しい作業環境をセットアップしました。いい機会なので紹介したいと思います。 1日のうち大半の時間を過ごす場所である作業環境。好きなことを有意義に永く続けるためにも、生産性と健康の両立は不可欠です。その要件を具体的に書き出すと、次の通りです: * 首痛や腰痛になりにくい * 運動不足になりにくい * 気持ちが清々しい * 作業していて楽しい * 集中力が途切れにくい * 作業が切り替えやすい つまり肉体面、精神面、効率面から、ここ数年かけて工夫した点をご紹介したいと思います。 人間工学に則って作られた椅子は、腰や肩への負担が驚くほど軽減されます。僕はハーマンミラー社のアーロンチェアを選びました。集中している時に体は自然と前かがみになりますが、この椅子はその姿勢を追従して座面の角度を変えてくれるのが特徴です。そのお陰で肩こりや首の傷みがほとんど無くなりました。

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個人開発者が会社作るならアメリカより日本の方が結局よさげ

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個人開発者が会社作るならアメリカより日本の方が結局よさげ

個人開発者が会社作るならアメリカより日本の方が結局よさげ 情報が少なくて調べるのに時間がかかりすぎるから こんにちは、個人アプリ作家のTAKUYAです。確定申告の季節ですね。 今作ってるMarkdownノートアプリInkdropの売上がそれなりに立つようになってきました。去年の売上は393万円でした。という訳でぼちぼち法人化を検討しています。ちなみに今は個人事業主です。 Stripe Atlasを利用してアメリカに法人設立しようと思ったんですが、いろいろ調べた結果、結局やめることにしました。その判断に至った経緯をシェアしたいと思います。 法人化する主なメリットは以下の通りです: * 無限責任から有限責任になる。もし多額の負債を作っても会社をたためば自己破産しなくて済む * 1 * 法人用の住所が設定できる * 売上が1,000万円を超えると消費税課税事業者になる。法人化することで日本では最初の二年は消費税の課税が免除される 売上から経費や控除を差し引いた額が課税所得です。個人事業者としては使ったお金をいかに事業と結びつけて経費とするかが節税のポイントになります。そ

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SnapでInkdropがインストールできるようになりました

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SnapでInkdropがインストールできるようになりました

SnapでInkdropがインストールできるようになりました Linuxでもアプリの自動アップデートが可能に! 本記事はこちらの日本語訳です。 こんにちは、TAKUYAです。一人で作っているInkdropというMarkdownノートアプリに関するニュースです。 WindowsやmacOS版では、アプリの新バージョンが出たら自動でアップデートする機能が付いています。しかし長い間、Linux向けのアプリ配布ではこの機能が付いていませんでした。嬉しいニュースがあります。InkdropがSnapでインストールできるようになりました。SnapはLinux向けのApp Storeです。本稿で詳しく説明させてください。 この機能を実現するためにフォーラムで協力してくれたDan、Sceptic、Parkerに感謝! Snapについてご紹介する前に、なぜSnap経由でアプリを配布するに至ったのか、その経緯を説明させてください。 InkdropはElectron製のアプリで、Squirrelを統合することにより自動更新機能を実現していますが、それが動作するのはWindowsとmacOSのみで

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個人開発に必要な複数のスキルを得るためにやったこと

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個人開発に必要な複数のスキルを得るためにやったこと

個人開発に必要な複数のスキルを得るためにやったこと こんにちは、TAKUYAです。InkdropというMarkdownノートアプリを作っています。このアプリは完全に一人で作っていて、企画からデザイン、コーディング、ユーザサポートやマネタイズまで一貫して担当しています。このように個人開発では様々なスキルが求められるのですが、今回の動画ではそのスキルをどのようにして学んだのかについてお話ししています。この話は、僕の創作の歴史でもあります。噛み噛みですが、参考になれば幸いです。Just Build It!! * 個人開発で食うという生き方

By Takuya Matsuyama
2018年の活動成果まとめ・来年やりたいこと

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2018年の活動成果まとめ・来年やりたいこと

2018年の活動成果まとめ・来年やりたいこと 今年は立てていた目標がいろいろ達成できてとても良い1年でした。去年も総括して飛躍の1年と評していましたが、今年も飛躍できたと言えそうです。嬉しい。皆さんのおかげです。ありがとうございます。 僕の活動の指針は「プロプライエタリなプロダクトを作りつつ、そこで得た知見はオープンソースのマインドでどんどん公開していく」です。今後もそれは続けていきます。 * アプリの売上だけで生計を立てて、受託ゼロを達成できた * Twitterのフォロワーが5,000人増えた * ブログ年間アクセス数が37万に達した * 持病と向き合って根治出来る見込みが出来た * YouTubeチャンネルを始めた * 個人開発を盛り上げるために考えていること 今年の成果といえば何といってもこれです。これまではフリーランスとして受託開発をしては当面の生活費を稼いで、減っていく口座の残高を見ながら自作アプリの開発に励むという活動形態でした。いつしかその残高の降下が止まり、逆に上がり始めたのはつい最近の事です。夢にまで見た生活がいつの間にか実現していました。楽しい

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思いついたら、さっさと作れ!

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思いついたら、さっさと作れ!

思いついたら、さっさと作れ! 個人開発にニーズ調査はいらない。「準備」と称して企画に延々と時間をかけるのは無駄 本記事は “Why Needs Assessment is Not Necessary For Your Niche Product” の日本語訳です。 こんにちは、TAKUYAです。InkdropというMarkdownノートアプリを一人で開発しています。このアプリは一人で企画から運用までやって、先月の売上は40万円を超えました。以前、ローンチさせて最初の売上を得るまでの話を書きましたが、その中で個人開発としてどんなアプリを作るとよいのかという話をしました。毎日感じるちょっとした問題を見つける、というものです。本稿ではこの話についてもう少し掘り下げて書きたいと思います。 沢山のユーザに使ってもらえるサービスを考えるのは簡単ではありません。それを事前に知るのはほぼ不可能です。でも僕は多くの人が「これ、欲しいと思う?」と聞いて回るのを見ました。彼らは失敗を恐れているように見えます。自分の時間と努力を無駄にしたくないようです。もし解決したい問題を見つけたなら、それに今すぐ取

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