個人開発と生活

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個人開発と生活

朝、娘をバス停まで送り出す。前にちらっとみかけた田村淳の相槌術が面白そうだったので、ママ友との雑談で早速実践してみたら効果てきめんだった。その方法は単純に、職業病で癖になっている批判的思考を完全オフにし、相槌に全神経を注ぐ、というものだ。「へぇ」「うん」「うーん」「なるほど〜」と、相手の話にどんなバリエーションで返そうかという所に集中する。騙されたと思って試してみて欲しいんだが、このお陰で相手の話がよく理解できて、自然なフォローアップの質問やリアクションが浮かぶようになる。こちらから頑張って面白い話をひねり出す必要が無いので、気が楽になった。話の結論も何もいらなくて、「そうなんですね」「いいですね」「ほんじゃお疲れ様です〜」みたいな感じで締めくくる。反応に困ったらとりあえず「いいですね」まじで便利!男相手の会話でも有効。インタビューにも応用が利きそうだ。

天気が悪くてだるいので、やる気が出るまで部屋でレシートの撮影などの単純作業をして過ごした。レシートを撮ったら事務代行さんに投げる。そのうちAIに代替させたい。レシートは基本カフェばっかりである。

ユーザフォーラムをチェックしたら、昨日Inkdropのバグ報告してくれた人から返信があった。バグの原因を一緒に突き止めることが出来て、喜んでいる様子。よかった。こういう瞬間は個人開発やってて一番楽しい瞬間の一つ。死ぬまで続けたい。

ゼロ歳児としばらく戯れた後、やる気が出たのでカフェに向かう。昨日やり残したタスクを片付けた。AI機能の例外処理追加や、プラグインのメンテ、マニュアルとAPIドキュメントを更新するなど。後ろの席で男が大きな声で「若い世代の既読スルー」について語っていた。Claude Codeは電池を食うので、PCのバッテリーがもう半分になっている。Apple Siliconのエネルギー効率が台無しである。店を出ると雨がざざ振りになっていた。涼しい。

昼飯どこで食うか公園を散歩しながら考えて、前から気になっていた本屋兼カフェ「Calo Bookshop & Cafe / Calo Gallery」に行ってみることにした。チキンカレーを頼んだ。置いている本が、なんだかアートと政治をミックスしたコンセプトのものが多かった。他の本のテーマもデザインも少し奇妙だなーと思っていたら、ZINEだった。なるほど納得。カレーは美味しかった。途中一人だけ客が来て、すぐに帰った。その間に雨は止んでいた。帰ろう。

低気圧でだるい。長女が幼稚園から帰ってきていた。昼寝を一時間もしてしまった。娘は体操教室に出かけた。Adriánさんというスペインのユーザさんが送ってくれたInkdropをPersistence layerとして使うAI開発パイプラインのClaude Code Skillsの中身をフムフムしながら、昨日読んだNolan Lawsonのブログ記事「Using AI to write better code more slowly」を思い出したので、それについてツイートした。

それで、前から気になってた Matt Pocockの /grill-me Skill も取り入れてみることにした。AdriánのSkillsにも入っている。

Nolanがエージェントを並列走行させているので、自分もやってみたいなーと思いながら、Gemini CLI代替となるAntigravity CLIをダウンロードしてセットアップした。最近はNeovimプラグインのcodediff.nvimが気に入っていて、ふと先日それに機能を追加した事を思い出して、PRを送った。夕方になり、娘が体操教室から帰ってきた。集中が途切れた。飯の準備の時間だ。

晩御飯は、先週末に阪急梅田のイタリアフェアで買ってきたパスタを茹でて食べた。ぶっといドレッドヘアみたいなパスタ、美味しかった。またイタリア行きたい。

毎日Claude Codeを英語で使っているが、今日は「idempotent」という単語を覚えた。冪等性。例: Make this event handler idempotent. 意味: このイベントハンドラを冪等にしろ(何回実行しても結果が同じにしろ)。

最近は専らLaura day romanceを聴いている。文学的な歌詞かつ物憂げなボーカルの声と表情がチル。夜は角幡唯介の「43歳頂点論」の続きを読んで寝る。おやすみ。

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個人開発で日本から海外へ、10年間の歴史 — ひろしさんとの対談(前編)

個人開発で日本から海外へ、10年間の歴史 — ひろしさんとの対談(前編)

数週間前、ひろしさんのポッドキャストにゲストで出演しました。お互いの長い個人開発の経験について語り合いました。英語版を作成する過程で、日本語でも綺麗に整形した書き起こしが出来たので、こちらに掲載します。お楽しみください。 ※ギアアイコンをクリックして、音声と字幕を日本語に変更できます。 00:00 イントロ:TAKUYAさんようこそ 01:32 TAKUYAさんの自己紹介:WalknoteからInkdropまで 04:54 独立への踏み切り方:慎重派と勢い派 06:51 個人開発がフリーランス案件につながった 09:17 Inkdropで食えるようになるまで 12:15 なぜ最初から海外市場を狙ったのか 14:54 AI登場前、英語コピーに苦戦した話 16:18 AIバイブコーディング時代をどう見ているか 17:24 全てのコードを一行ずつレビューする使い方 21:06 AIは新幹線:速さの先にあるもの 25:53 AI時代に「感性」が大事になる 27:

By Takuya Matsuyama
「一汁一菜」にAI時代の生き方が詰まっている

「一汁一菜」にAI時代の生き方が詰まっている

どうも個人アプリ作家のTAKUYAです。 今回は、AI時代を開発者・クリエイター・表現者としてどう健やかに生きるか、について考えていることをシェアしたいと思います。ここでの「健やかに生きる」とは、心身の健康を保ちながら、ものづくりを楽しみ続けるという意味です。 読者の中にも、最近のAIの急速な進化の中でどう生き残り、さらに活躍していくかを悩んでいる方は多いのではないでしょうか。正直、すべてに対する正解はわかりません。未来を正確に予測できる人はいないからです。 でも自分は、ソフトウェア寄りのアーティストとして生きる上で大事なのは、「戦略」や「堀(moat)」を築くことよりも、「生きる方向性」 だと思っています。 人生とは速度ではなく方向である – ゲーテ 自分はどこに行きたいのか?何を見たいのか?それが大事です。戦略は状況に合わせて柔軟に変えればいいからです。 今回は、日本の文化からいくつかの生き方の原則を探ってみたいと思います。 最近、料理研究家の 土井善晴 さんの 「一汁一菜でよいという提案」 を読んで、日々のリズムを健やかに保つためのヒントがたくさん詰まっていると感じまし

By Takuya Matsuyama
Claude Codeをtmuxのポップアップウィンドウで継続的に走らせる方法

Claude Codeをtmuxのポップアップウィンドウで継続的に走らせる方法

💡本記事は英語ブログの日本語訳です。 どうも、TAKUYAです。 AIコーディングでは専らClaude Codeを使っています。最初はtmuxでターミナルの右側にペインを分割して使っていたのですが、幅が狭すぎてメッセージやdiffがまともに表示できず、使いづらかったです。 <Prefix>+zでペインを最大化すればいいのですが、毎回やるのは面倒でした。 そこで、ポップアップウィンドウでClaude Codeを起動するようにしました。キーバインドを押せばセッションが開き、閉じてもバックグラウンドで動き続けるので、すぐに再開できます。 この記事では、それを実現するためのtmuxの設定方法を紹介します。 動画で見る(英語): ポップアップウィンドウはサブプロセスを維持できない tmuxのdisplay-popupコマンドを使うとポップアップウィンドウを表示でき、ちょっとしたツールにすぐアクセスするのに便利です。 僕はlazygitでgitの状態をサッと確認するのに使っています: bind -r g display-popup -d '#{pane_current_path}'

By Takuya Matsuyama
Keychron K2 HEを無刻印化する手順

Keychron K2 HEを無刻印化する手順

どうもTAKUYAです。KeychronさんにK2 HEをお願いしたら音速で送ってくれたので、無刻印化してみました。どうやったのか過程をシェアします。 Unboxing 上はKeychron Q1です。これは3年間ぐらい使ってきました。キーキャップが若干くたびれていますね。でも問題なく今まで使えていました。そろそろ飽きてきたので新しいキーボードを試したいと思い、前から気になっていたK2 HEを試すことにしました(写真下)。 Amazon | 【国内正規品】Keychron K2 HE ラピッドトリガー ワイヤレス カスタムキーボード、ホールエフェクトGateronダブルレール・マグネットスイッチ、2.4GHz・Bluetooth無線対応、QMKプログラム可能、アルミ+ウッドフレーム、USレイアウト、RGBライト、Mac Windows Linux対応 (ブラック) | Keychron | パソコン用キーボード 通販【国内正規品】Keychron K2 HE ラピッドトリガー ワイヤレス カスタムキーボード、ホールエフェクトGateronダブルレール・マグネットスイッチ、

By Takuya Matsuyama