LightroomをMIDIコントローラで操作して写真を現像する

LightroomをMIDIコントローラで操作して写真を現像する

LightroomをMIDIコントローラで操作して写真を現像する

AKAI MPD232を使って写真を現像してみた

朝ボーっとインスタを眺めていたら広告にPaletteというガジェットが表示されました。何やら外付けのコントローラで、ツマミやボタンでAdobe製品が操作出来るというもののようです。不覚にもちょっとかっこいいやないか、と思ってしまいました。

でも待てよ。ウチにも立派なAKAIのMIDIコントローラがあるやないか。これを使って同じことが出来たら楽しそう。

AKAI MPD232

調べてみたところやはり同じことを思う人がいたようで、MIDI2LRというオープンソースのアプリを使えば出来るようです。と言うわけで早速やってみました。その結果がこちら。

めちゃめちゃ楽しい!ものの10分で出来てしまいました。作者に感謝。

まずはともあれアプリを公式サイトからダウンロードして、手順に従いインストールしましょう。アプリを起動した後に、Lightroomを起動します。すると以下のように、ウインドウ右上に「Connected to LR」と表示されます。

初期状態ではリストが空ですが、手元のMIDIコントローラのノブをいじると対応するMIDIコマンドが表示されます。”Unmapped”は未割り当てを指します。それをクリックすると、割り当てたいコマンド一覧メニューが表示されます。お好みで設定してください。簡単ですね。

現像設定のプリセットを割り当てるには “Develop Presets” という項目を指定します。この番号に対応するプリセットをあらかじめ設定する必要があります。メニューから File -> Plug-in Extras -> (MIDI2LR) Develop Preset を選択して下さい。

すると、以下のようにプリセットを割り当てるウインドウが表示されます。お好きなプリセットを各番号に割り当ててください。

以上で設定は完了です。僕は先の動画のようにパッドに割り当てました。簡単ですね。

検索すると、nanoKONTROLを使って同じことをやっている方もいました。参考にしてみてください。

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個人開発を7年以上続けて分かった技術選択のコツ InkdropというMarkdownノートアプリを作り続けて7年になる。 お陰さまでその売上でずっと生活できている。 これまで個人開発でどう継続していくかについて「ユーザの退会理由をあれこれ考えない」とか「アプリの売上目標を立てるのをやめました」とか、ビジネス面あるいはメンタル面からいろいろ書いてきた。 今回は、技術面にフォーカスして、どう継続して開発していくかについてシェアしたい。 TL;DR * 最初はとにかく最速でリリースする事を最優先する * 迷ったら「ときめく方」を選べ * 程よいところで切り上げて開発を進める * 使っているモジュールがdeprecatedされるなんてザラだと覚悟する * 古いから悪いとは限らない * シンプルにしていく * 老舗から継続の秘訣を学ぶ * 運ゲー要素は排除しきれない 最初はとにかく最速でリリースする事を目標に技術選定する 開発計画とビジネス計画は切っても切り離せない。 コーディングに傾倒するあまり完璧主義に陥って結局リリース出来ないまま頓挫してしまう個人開発者は多い

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子育て中の個人開発者の一日

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子育て中の個人開発者の一日 どうもTAKUYAです。 久しぶりに生活まわりの事を書きたい。自分はInkdropというMarkdownノートアプリを売って生きている。 子供も無事順調に成長しており、あと数ヶ月で3歳になるというところで、イヤイヤ期もやっと終わりが見えてきた。 生活パターンもなんとなく定着しつつあるので、ここで一旦どんなルーティンなのか書き出してみる。ちなみに当方今年で40歳。 平日の1日の流れ * 06:30 妻と子供起床、朝食 * 07:10–30 俺起床、朝食 * 07:40 布団を畳んで子供を着替えさせる。妻はその間に化粧や通勤の準備 * 08:00 ストレッチと軽い筋トレ(腕立て50回、スクワット100回) * 08:10 妻と子供を見送る。15分前後瞑想 * 08:30 散歩 * 09:00 作業開始(カフェまたは家) * 11:00 昼飯 * 12:00 ダラダラする * 12:30 作業再開(だいたい家)

By Takuya Matsuyama