貫禄を捨てて愛嬌で生き延びろ!40代オッサンの生存戦略
どうもTAKUYAです。
つい先週(11月19日)に誕生日を迎え、41歳になりました。40代と言うのは若い頃には想像もしなかった年代で、どう生きれば良いのかというイメージがあまり具体的に湧かない、曖昧な年齢ではないでしょうか?自分の父親を想像するも、日中はいつも仕事でいなかったのであまり参考になりません。
自分は個人開発で生計を立てていて20代、30代で積み上げて来たものが上手く実を結んだおかげで今の生活があります。育児にも、いわゆるサラリーマンよりかは柔軟に参加できていて、子供との時間も沢山取れています。ママ友も出来ました(迷惑かけっぱなしですが)。
本記事では、そんなライフスタイルを送る自分が40代で大事にしたいことについて書きたいと思います。タイトルにもある通り、結論から言うとそれは「愛嬌」だと思います。以下、中年男性の愛嬌の重要性について説明します。
TL;DR
- 「貫禄が出てきたね」と言われたら注意
- 笑顔を作れ。オッサンがムスッとしてたら普通に怖い
- 謙虚に振る舞え。実績を積むと周りが萎縮する
- ギャップ萌えを活用しろ
「貫禄が出てきたね」と言われたら注意
40代なんて、学生からしたら立派なオッサンです。少なくとも自分はそうでした。学生からすれば教員の年代ですね。
そしてアラフォーを迎えたあたりから、しばしば周りに「貫禄が出てきたね」と言われるようになりました。これは別にお腹が出て来たと言う意味ではありません。
最初は「ついに俺の人生経験がオーラとして滲み出始めたか!」と内心喜んでいました。でも徐々に気づいたんですが、どうやらそうではなく、単に歳を取ったからだったのです。つまり「歳を取ったね」「老けてきたね」を最大限にポジティブに言っただけだったのです。だって考えてみてください。オーラって何ですか。笑
人生経験を沢山積んだはずが、バスのお迎えの時間に遅れて幼稚園の先生に叱られている自分には、とてもそんなオーラを纏っているようには思えません。
笑顔を作れ。オッサンがムスッとしてたら普通に怖い
貫禄なんかあったってそんなにいい事はありません。だってオッサンがムスッとしてたり肩を落としてドンヨリしてたら、普通に距離を置きたくなりますよね。
愛嬌を纏えば、このゴリゴリした貫禄の半分ぐらいは打ち消す事ができます。
自分はカフェのバイトをしていた時があるのですが、マネージャーに採用理由を聞いたら「笑顔が良かったから」でした。YouTubeの動画内でもよく笑顔を作るようにしています。笑顔は愛嬌を作る重要要素です。貫禄をキャンセルすべく、笑顔をいっそう意識して生活しようと思います。
謙虚に振る舞え。実績を積むと周りが萎縮する
単純に長くやっていれば、相対的に実績は積み重なり、増えます。
中には運よく、たくさんの人に褒められるような成果が得られたものもあります。
そうすると、昔は侃侃諤諤に議論していた仲間たちが、いつの間にか遠のいていることに気付きました。ただでさえ個人開発で孤独なのに、実績が出来るほど相談相手がどんどん消えていくのです。
何かで読んだのですが、ジョジョシリーズで有名な漫画家の荒木飛呂彦氏は、もはや成功しすぎて畏怖されて、誰もアドバイスをくれなくなったと嘆いていたそうです。確かに、文豪とか有名監督にアイデアを出すなんて、恐れ多い気がしますね。だから、たまに萎縮せず空気を読まずに口を出してもらえると、凄く嬉しいのだそうです。
荒木飛呂彦氏はテレビなどで見る限り、とても愛嬌に溢れた人のようにお見受けします。子供にも授業をしたり、笑顔もあり、優しい一面があってとても参考になります。そんな氏ですら畏怖されて相談相手に困るのだから、ふんぞり返って偉ぶってる場合じゃあないですね。
ギャップ萌えを活用しろ
お堅いイメージがある人ほど、笑顔の威力は高くなります。
例えばギタリストのEddie Van Halenを見てください:
個人的に、凄いギタリストってどちらかというと自分の世界に入って顔を歪めながら弾いてるイメージがあります。でもEddieは観客に笑顔を向けて楽しませようとする姿勢が強く見受けられて、好感が持てます。
プログラマーなんて、何してるかパッとイメージしにくい職業の代表格ですよね。
ママ友に職業を聞かれて「プログラマーです」と答えると、「パソコンの事はよく分からないです、、」と言われる始末です。これは単にイメージ出来なくて、どうコメントしていいか分からないからです。こういう共通項が少ない相手ほど、柔和な態度で接するのが大事です。詳細を伝えるのは難しくとも、笑顔で楽しく仕事してる事が伝われば十分だと思います。
以上、自分の40代で大事にしたい事についてシェアしました。
下の世代から敬われる事が多くなってきたなと感じる今こそ、偉ぶらず、謙虚に、柔和に生きたいと思います。自分も彼らから沢山学んで刺激を受けたいからです。
新しい価値観や文化に常に触れていたいと思います。そのためには、「貫禄」というバリアを自らぶち破らなければなりません。愛嬌はそのための必需品だと思います。
同世代のみなさんは何を大切に生きたいですか?ぜひ教えて下さい。
それでは良い40代を!
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