Airmailに完全移行してみた

Airmailに完全移行してみた

Airmailに完全移行してみた

今日からWordPressをやめて試しにMediumを使ってみています。よかったらフォローしてね!

メーラってそれぞれ癖があるから、自分にあったものを見つけるのって難儀ですよね。自分は長らくThunderbirdにお世話になってきました。途中でSparrowに乗り換えて落ち着きかけたところでGoogleに買収されてサービスが終了するという惨事に見舞われたりしました。

そんな紆余曲折を経て、今Airmailに軟着陸を試みています。AirmailはmacOS専用メールクライアントです。実は一年ほど使ってみて一度離れたんですが、iOS版を試してみてイケる気がしたので舞い戻って来ました。

使用を再開してから一ヶ月ほど経ちますが、今のところいい感じに手に馴染みつつあります。オススメ。

Thunderbirdはもう太古の時代からあるメールアプリなので、UIや使い勝手が古臭いです。使っていて不便はしないけどなんかトキメキがない・・。AirmailはmacOSのためにデザインされているので、美しいUIに仕上がっています。

モザイクだらけで失礼いたします。こんな感じで、一応日本語にも対応しています。というか、言語設定を日本語にしないと漢字が中華フォントになってしまうので仕方なくそうしている感じです。

何気に便利なのが、アバター表示機能。相手のGmailに関連付けられているプロフィール画像を表示してくれるので、見分けやすい。顔写真をまじめに設定している人が結構多くて、さながらFacebook感覚でやりとりの相手を確認できます。

iOS版は一年前に出たっぽいです。リリースから一定期間を経ているからか、使ってみた感じでは安定している印象を受けます。レビュー欄が荒れているのが気になるけど、この手のアプリってだいたい荒れるのでしょうがないかも。

ぶっちゃけiPhoneのメールアプリはGmail公式でいいんだけど、これを使う理由は次の項で説明します。まぁ、iCloudとか他のサービスも統合したい人は良いかもしれません。

AirmailにはSnooseやToDo管理機能が付いているんですが、個人的にそんなの要りません。しかし、ユーザの意向に関わらずAirmailはこの機能のためにわざわざ [Airmail] という専用フォルダを作ります。ヤメテ!!アカウントのマッピング設定でオフにしても無駄です。次回起動時にまた設定が復活して専用フォルダが作られます。ヤメテ!!(二回目)

この [Airmail] フォルダはAirmailアプリを使うだけなら気にならないんですが、他のメールアプリで見るとしっかり表示されるのでかなり邪魔です。だからiOS版も併せて、半ば使わざるを得ないのです。そこがダメな点。まぁ、アプリ自体のデキが良いのが救い。Gmail公式アプリはフォルダの非表示機能が無いので残念です。

価格は macOS版 1,200円、iOS版 600円 で、計1,800円のお買い物です。ちなみにmac版はベータ版なら無料で使えます!興味がある人はそちらを試してみるといいかも。ただし、常に最新版を使わないといけません。手動アップデートがめんどいので注意です。

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Inkdrop v6 Canary版リリースしました — 新Markdownエディタやその他新機能盛り沢山

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By Takuya Matsuyama
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AIのお陰で最近辛かった個人開発がまた楽しくなった こんにちは、TAKUYAです。日本語ではお久しぶりです。僕はInkdropというプレーンテキストのMarkdownノートアプリを、デスクトップとモバイル向けにマルチプラットフォームで提供するSaaSとして、かれこれ9年にわたり開発運営しています。 最近、その開発にClaude Codeを導入しました。エージェンティックコーディングを可能にするCLIのAIツールです。 最初の試行は失敗に終わったものの、徐々に自分のワークフローに馴染ませることができました。そして先日、アプリ開発がまた「楽しい」と感じられるようになったのです。これは予想外でした。 本稿では、自分がエージェンティック・コーディングをワークフローに取り入れた方法と、それが個人開発への視点をどう変えたかを共有します。 * 翻訳元記事(英語): Agentic coding made programming fun again 自分のアプリに技術的負債が山ほどあった ご想像のとおり、9年も続くサービスをメンテするのは本当に大変です。 初期の頃は新機能の追加も簡単で

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個人開発を7年以上続けて分かった技術選択のコツ

個人開発を7年以上続けて分かった技術選択のコツ

個人開発を7年以上続けて分かった技術選択のコツ InkdropというMarkdownノートアプリを作り続けて7年になる。 お陰さまでその売上でずっと生活できている。 これまで個人開発でどう継続していくかについて「ユーザの退会理由をあれこれ考えない」とか「アプリの売上目標を立てるのをやめました」とか、ビジネス面あるいはメンタル面からいろいろ書いてきた。 今回は、技術面にフォーカスして、どう継続して開発していくかについてシェアしたい。 TL;DR * 最初はとにかく最速でリリースする事を最優先する * 迷ったら「ときめく方」を選べ * 程よいところで切り上げて開発を進める * 使っているモジュールがdeprecatedされるなんてザラだと覚悟する * 古いから悪いとは限らない * シンプルにしていく * 老舗から継続の秘訣を学ぶ * 運ゲー要素は排除しきれない 最初はとにかく最速でリリースする事を目標に技術選定する 開発計画とビジネス計画は切っても切り離せない。 コーディングに傾倒するあまり完璧主義に陥って結局リリース出来ないまま頓挫してしまう個人開発者は多い

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子育て中の個人開発者の一日

子育て中の個人開発者の一日

子育て中の個人開発者の一日 どうもTAKUYAです。 久しぶりに生活まわりの事を書きたい。自分はInkdropというMarkdownノートアプリを売って生きている。 子供も無事順調に成長しており、あと数ヶ月で3歳になるというところで、イヤイヤ期もやっと終わりが見えてきた。 生活パターンもなんとなく定着しつつあるので、ここで一旦どんなルーティンなのか書き出してみる。ちなみに当方今年で40歳。 平日の1日の流れ * 06:30 妻と子供起床、朝食 * 07:10–30 俺起床、朝食 * 07:40 布団を畳んで子供を着替えさせる。妻はその間に化粧や通勤の準備 * 08:00 ストレッチと軽い筋トレ(腕立て50回、スクワット100回) * 08:10 妻と子供を見送る。15分前後瞑想 * 08:30 散歩 * 09:00 作業開始(カフェまたは家) * 11:00 昼飯 * 12:00 ダラダラする * 12:30 作業再開(だいたい家)

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