Inkdrop 5.3.0 — ウェブクリッパー、Alfred連携、コンフリクト手動解決機能など

Inkdrop 5.3.0 — ウェブクリッパー、Alfred連携、コンフリクト手動解決機能など

Inkdrop 5.3.0 — ウェブクリッパー、Alfred連携、コンフリクト手動解消機能など

こんにちは、TAKUYAです。久しぶりのデスクトップ版Inkdropのアップデート報告です。v5.3.0をリリースしました!あなたのワークフローを援助する改善が盛りだくさんです。以下、詳しくご紹介していきます。

The English press release is available here.

ローカルREST APIエンドポイント機能

How the local HTTP database server works

ここ最近僕はInkdropをサードパーティ製ツールとの連携性を高める取り組みを行ってきました。このローカルREST APIエンドポイント機能は、外部プログラムから簡単かつ安全にアクセスできるようにするデータベース用HTTPサーバを開きます。怖そうですか?ご心配なく。これはループバックネットワークからのアクセスしか受け付けません。つまり外部ネットワークからの接続はデフォルトで拒否されます。以下で説明するのように、この機能はノートの柔軟なインポートやエクスポートといった多くの可能性を開放します。

ローカルREST APIエンドポイントを有効にするには、ユーザデータディレクトリにあるconfig.cson ファイルを編集してください。

まずInkdropを終了します。そして以下のように設定ファイルを編集します:

"*":  core:    server:      enabled: true      port: 19840      bindAddress: "127.0.0.1"      auth:        username: "foo"        password: "bar"

そしてアプリを起動してください。詳しいAPIの使い方はドキュメントをお読みください

Markdownでページを保存するブラウザ拡張

ローカルRESTエンドポイントによる恩恵の一つがウェブクリッパーです。これはウェブページをMarkdownに変換してInkdropに保存し後からでも読めるようにしつつ、End-to-end暗号化によって安全にデータ同期します。ブラウザ拡張はGoogle ChromeとMozilla FirefoxでAvailableです。

また、上記のようにポップアップメニューから[title](https://~~~)のようにMarkdown形式でページのタイトルとURLをコピーできます。

Alfredから素早くノート検索

ローカルREST APIエンドポイントはAlfredとの連携も可能にします。AlfredはmacOS向けのパワフルなSpotlight代替アプリです。Inkdrop用ワークフローをインストールすることで、素早くノートをAlfredから検索できるようになります。

Alfredをインテグレートする様子は以下のdevlogでお楽しみいただけます :)

ノートコンフリクトの手動解消機能

A dedicated UI for resolving note conflicts
View a conflicted revision in a separate window

Inkdropはリビジョン番号や更新日時などを元に自動で同期によるコンフリクトを解消する機能がありましたが、いくつかのケースで望まれない結果を生むことがありました。今回のアップデートでは、ユーザが手動でコンフリクトを解決できるUIを追加しました。コンフリクトしたリビジョンを別々のウインドウで参照しながら解消作業ができます。それによって、予期せず編集内容が失われてしまうことを防ぎます。モバイル版でも順次対応予定です。

その他の新機能

  • タイトルバーに編集中のノートのタイトルを表示
  • 新規ウインドウを開くためのDockメニュー (Thanks Yusuke)

既存機能の改善

※キーワードのみ日本語訳

  • Inkdropサーバにunreachableな時に“Offline”ステートを表示 (Thanks zed and Jon)
  • Upgrade Electron from 7 to 12
  • API: add editor-floating-actions レイアウト that allows you to add カスタムなフローティングアクションボタン on the editor (See the doc) (Thanks Ron)
  • Scroll sidebar to the selection automatically when opened a notebook (Thanks Shogo)
  • ネットワーク診断機能 to help configure Inkdrop for running it behind 企業プロキシ from menu Help -> Run Network Diagnosis.
  • Set window background to dark on ダークUIモード to avoid 起動時の画面のチカチカ (Thanks Hugh)
  • View an old リビジョン in 別ウインドウ
  • Support Elixir 言語のハイライト (Thanks Clish54)

バグフィックス

  • Prevent adding more than one タグ with 同名 (Thanks Avis)
  • Change フォルダ構造 and ファイル名 of バックアップ that avoid using : character, which is 特定のクラウドサービスでは動かない (Thanks Ryan, Nicole, and Evan)
  • Disable 水平スクロールバー for 印刷/PDFエクスポート with other シンタックステーマ (Thanks Gogdizzy)
  • Remove navigation キーマップ like cmd-k right on macOS and ctrl-k right on Windows and Linux (Thanks Shunichi)

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Claude Codeをtmuxのポップアップウィンドウで継続的に走らせる方法

Claude Codeをtmuxのポップアップウィンドウで継続的に走らせる方法

💡本記事は英語ブログの日本語訳です。 どうも、TAKUYAです。 AIコーディングでは専らClaude Codeを使っています。最初はtmuxでターミナルの右側にペインを分割して使っていたのですが、幅が狭すぎてメッセージやdiffがまともに表示できず、使いづらかったです。 <Prefix>+zでペインを最大化すればいいのですが、毎回やるのは面倒でした。 そこで、ポップアップウィンドウでClaude Codeを起動するようにしました。キーバインドを押せばセッションが開き、閉じてもバックグラウンドで動き続けるので、すぐに再開できます。 この記事では、それを実現するためのtmuxの設定方法を紹介します。 動画で見る(英語): ポップアップウィンドウはサブプロセスを維持できない tmuxのdisplay-popupコマンドを使うとポップアップウィンドウを表示でき、ちょっとしたツールにすぐアクセスするのに便利です。 僕はlazygitでgitの状態をサッと確認するのに使っています: bind -r g display-popup -d '#{pane_current_path}'

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Keychron K2 HEを無刻印化する手順

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ノート駆動AIコーディング術の提案

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By Takuya Matsuyama