Imported-from-Medium

Inkdrop v6 Canary版リリースしました — 新Markdownエディタやその他新機能盛り沢山

Imported-from-Medium

Inkdrop v6 Canary版リリースしました — 新Markdownエディタやその他新機能盛り沢山

Inkdrop v6.0.0 Canary版リリースしました — 新Markdownエディタやその他新機能盛り沢山 こんにちはTAKUYAです。 v6.0.0 の最初の Canary バージョンをリリースしました 😆✨ v6では、アプリのコア機能の改善がたくさん盛り込まれています! * リリースノート(英語): https://forum.inkdrop.app/t/inkdrop-desktop-v6-0-0-canary-1/5339 CodeMirror 6 ベースの新しいエディタ フローティングツールバー v5ではツールバーがエディタの上部に固定されており、使っていないときもスペースを占有していました。 v6では、テキストを選択したときだけ表示されるフローティングツールバーに変わりました。 GitHub Alerts 構文のサポート Alerts の構文が正しい色と左ボーダーでハイライトされるようになりました。 ネストされたアラートや引用にも対応しています。 また、アラートタイプの入力を支援する補完機能も追加されました。 スラッシュコマンド 空行で /

By Takuya Matsuyama
AIのお陰で最近辛かった個人開発がまた楽しくなった

Imported-from-Medium

AIのお陰で最近辛かった個人開発がまた楽しくなった

AIのお陰で最近辛かった個人開発がまた楽しくなった こんにちは、TAKUYAです。日本語ではお久しぶりです。僕はInkdropというプレーンテキストのMarkdownノートアプリを、デスクトップとモバイル向けにマルチプラットフォームで提供するSaaSとして、かれこれ9年にわたり開発運営しています。 最近、その開発にClaude Codeを導入しました。エージェンティックコーディングを可能にするCLIのAIツールです。 最初の試行は失敗に終わったものの、徐々に自分のワークフローに馴染ませることができました。そして先日、アプリ開発がまた「楽しい」と感じられるようになったのです。これは予想外でした。 本稿では、自分がエージェンティック・コーディングをワークフローに取り入れた方法と、それが個人開発への視点をどう変えたかを共有します。 * 翻訳元記事(英語): Agentic coding made programming fun again 自分のアプリに技術的負債が山ほどあった ご想像のとおり、9年も続くサービスをメンテするのは本当に大変です。 初期の頃は新機能の追加も簡単で

By Takuya Matsuyama
個人開発を7年以上続けて分かった技術選択のコツ

Imported-from-Medium

個人開発を7年以上続けて分かった技術選択のコツ

個人開発を7年以上続けて分かった技術選択のコツ InkdropというMarkdownノートアプリを作り続けて7年になる。 お陰さまでその売上でずっと生活できている。 これまで個人開発でどう継続していくかについて「ユーザの退会理由をあれこれ考えない」とか「アプリの売上目標を立てるのをやめました」とか、ビジネス面あるいはメンタル面からいろいろ書いてきた。 今回は、技術面にフォーカスして、どう継続して開発していくかについてシェアしたい。 TL;DR * 最初はとにかく最速でリリースする事を最優先する * 迷ったら「ときめく方」を選べ * 程よいところで切り上げて開発を進める * 使っているモジュールがdeprecatedされるなんてザラだと覚悟する * 古いから悪いとは限らない * シンプルにしていく * 老舗から継続の秘訣を学ぶ * 運ゲー要素は排除しきれない 最初はとにかく最速でリリースする事を目標に技術選定する 開発計画とビジネス計画は切っても切り離せない。 コーディングに傾倒するあまり完璧主義に陥って結局リリース出来ないまま頓挫してしまう個人開発者は多い

By Takuya Matsuyama
子育て中の個人開発者の一日

Imported-from-Medium

子育て中の個人開発者の一日

子育て中の個人開発者の一日 どうもTAKUYAです。 久しぶりに生活まわりの事を書きたい。自分はInkdropというMarkdownノートアプリを売って生きている。 子供も無事順調に成長しており、あと数ヶ月で3歳になるというところで、イヤイヤ期もやっと終わりが見えてきた。 生活パターンもなんとなく定着しつつあるので、ここで一旦どんなルーティンなのか書き出してみる。ちなみに当方今年で40歳。 平日の1日の流れ * 06:30 妻と子供起床、朝食 * 07:10–30 俺起床、朝食 * 07:40 布団を畳んで子供を着替えさせる。妻はその間に化粧や通勤の準備 * 08:00 ストレッチと軽い筋トレ(腕立て50回、スクワット100回) * 08:10 妻と子供を見送る。15分前後瞑想 * 08:30 散歩 * 09:00 作業開始(カフェまたは家) * 11:00 昼飯 * 12:00 ダラダラする * 12:30 作業再開(だいたい家)

By Takuya Matsuyama
個人開発で次の5年を生き残るためのブランディング戦略

Imported-from-Medium

個人開発で次の5年を生き残るためのブランディング戦略

個人開発で次の5年を生き残るためのブランディング戦略 生成AI時代を生き残るためには、感情がより重要になる/ハイブランドからブランディングを学んでみた/生産的な雰囲気をアプリに取り入れる/エデュテイメント: 教育+エンタメ こんにちは、個人開発で生活しているTAKUYAと申します。 主に英語圏で活動しており、本稿は先日書いたブログ記事の日本語訳です。 個人で作っているMarkdownノートアプリInkdropの価格を、2024年2月5日から月額$4.9(年額$49.9)から$9.98(年額$99.8)に変更しました。Inkdropは2016年にローンチして、「自分がユーザならこれぐらい払う」という基準で値段を設定しました。それからありがたいことに7年以上このアプリを続けられていて、お役に立てている事の証左として捉えて喜びと感謝の気持ちでいっぱいです。奇跡だと思います。その間、状況も大きく変わり、アプリの機能性もずいぶん上がりました。その状況と提供価値を反映するために今回初めて価格を更新する事にしました。 この変更の背景については以下の記事で詳しく述べていますので、興味のある方は

By Takuya Matsuyama
Inkdrop値上げのお知らせ

Imported-from-Medium

Inkdrop値上げのお知らせ

Inkdrop値上げのお知らせ こんにちは、TAKUYAです。 日本語ではご無沙汰しています。こちらはInkdropに関するアナウンスの日本語訳です。 2月5日より、Inkdropの値段を$4.9/month ($49.9/year) から $9.8/month ($99.8/year) に変更します. これはInkdropをローンチしてから7年間で初めての変更です。 その変更の背景や目的について説明します。 * The original post can be read here TL;DR 僕は数字を追いかけたくありません。それよりも、自分の情熱に従い、使いたい・観たい・読みたいと思えるものをこれからも作り続けたいと考えています。 その活動は、何万人もの課金ユーザを抱えるよりもより小さなスケールの方が適しています。 そのため、僕のプロジェクトInkdropは値段の調整をする必要がありました。 Inkdropを「より大きく」ではなく「より良く」したい。 僕はVCから投資を受けていないソロデベロッパーで、自分が個人的に使いたいものを作ります。 Inkdropは主に自

By Takuya Matsuyama
(提供終了) Markdownノートアプリ Inkdrop 学割のご案内

Imported-from-Medium

(提供終了) Markdownノートアプリ Inkdrop 学割のご案内

(提供終了) Markdownノートアプリ Inkdrop 学割のご案内 12ヶ月間 60% の割引が受けられます 春ですね。新学期ですね。こんにちは、TAKUYAです。InkdropというMarkdown好きのためのノートアプリを一人で開発しています。現在このアプリは世界約70カ国で使われていています。東京のマンション一室から世界へお届けするのはとてもエキサイティングで楽しいです。 InkdropはいわばMarkdownに特化したEvernoteのようなアプリです。つまりMarkdownで書いたノートをタグやノートブックで管理しつつ全文検索ですばやく目的のノートが見つけられるという特徴を備えています。デスクトップアプリとして動作するのでブラウザのタブを汚しません。クロスプラットフォームで動作して高速な同期機能が付いています。 料金は月$4.99または年$49.9です。これは学生さんにとっては少々高いですね。僕は自分のアプリがみなさんの勉学にも役立つと信じています。ですのでリリース当初から学割を提供しています。12ヶ月間で60%の割引が受けられます。 今のところ全体の4%ほど

By Takuya Matsuyama
Inkdrop mobile v5リリースしました🥳

Imported-from-Medium

Inkdrop mobile v5リリースしました🥳

Inkdrop mobile v5リリースしました🥳 ChatGPTで翻訳しました。英語版のリリースノートはこちら こんにちは、Inkdropの開発者のTAKUYAです。 Inkdrop mobile v5 の正式リリースが発表できることを大変嬉しく思います!完全にゼロから再構築するのに2年かかりました。皆様の忍耐とサポートに心から感謝しています。 ここで、v5での新機能の簡単な概要を共有させていただきます。 🙌 今すぐアップデート Inkdropが初めての方は以下よりユーザ登録ください。 Inkdrop - Note-taking App with Robust Markdown EditorGet a low-friction personal note-taking workflow and accomplish more. With your notes well-organized effortlessly, you…www.inkdrop.app 既存ユーザの方はこちらからアプリをダウンロード。 * App Store (iOS): https://a

By Takuya Matsuyama
InkdropのノートをAstroサイトに簡単に同期する方法

Imported-from-Medium

InkdropのノートをAstroサイトに簡単に同期する方法

InkdropのノートをAstroサイトに簡単に同期する方法 live-exportというノートをProgrammaticallyに出力するツールを作りました こんにちは、Inkdrop作者のTAKUYAです。 僕はMarkdownのシンタックス拡張を必要とするような機能要望にノーと言い続けてきました。なぜならInkdropは ‘Markdown’のノートアプリであり、その普及率の高さによる利用可能性を最大限に活かせるように作っているからです。例えば、Markdownは多くの静的サイトジェネレータで広く採用されています。Astro、Gatsby、Jekyll、Hugoなどなど。御存知の通り、既に多くの人がMarkdownでブログ記事を書いています(より厳密にはGitHub-flavored Markdown)。つまり、それは技術ノートだけでなく技術記事の投稿にも適しているのです。 Inkdropはプラットフォームとデバイスをまたいでシームレスな体験を提供します。それによりどこでもMarkdownを閲覧・執筆できます。しかしながら、その同期機能のためにファイルシステムとの親和性を

By Takuya Matsuyama
ウクライナのユーザさん全員に返金しました

Imported-from-Medium

ウクライナのユーザさん全員に返金しました

ウクライナのユーザさん全員に返金しました アプリ開発者として今出来ることを どうもTAKUYAです。簡潔に書きます。ウクライナとロシアの情勢はニュースで流れている通り、ショッキングなものです。僕は英語でアプリを開発していて、世界中にユーザがいます。個人開発者として出来ることは無いか考えていたところ、Williamが彼のサービスを購読しているウクライナ人全てに返金処理をしたというツイートを見かけました: これだ!と思い、早速自分も拙作アプリ「Inkdrop」のウクライナのユーザさん全員に返金処理をしました: また、メールにて別途返金と安否を確認する旨のメールを送ったところ、早速いくつか返信がありました: どうやら彼は無事のようです。よかった。多くの人に今の状況を知らせてくれと言っています。 嗚呼、よかった。早く戦争が終わってほしいと言っています。本当にそう思います。 アプリのアクセスログを確認すると、まさに戦場であるキエフからのアクティビティが確認できました。つまり生きている証拠です。それを見て心配すぎて泣きそうになります。 この方法は、どこか謎の組織に募金するよ

By Takuya Matsuyama
2021年の活動成果まとめ・来年の挑戦

Imported-from-Medium

2021年の活動成果まとめ・来年の挑戦

2021年の活動成果まとめ・来年の挑戦 娘の誕生、ネイティブMarkdownエディタの実装、YouTubeチャンネルの人気獲得 こんにちは、TAKUYAです。本記事は “What I accomplished in 2021 & my challenge for 2022” の日本語訳です。2021年は、去年の自分が見たら結構驚くぐらいなかなかの飛躍の年でした。あなたはいかがでしたか?本稿では今年の活動成果を総括したいと思います。僕はInkdropというMarkdownノートアプリの作者です。企画・デザイン・ユーザサポート・集客・開発をすべて独りでやっています。現在は主に英語で活動しているため、今年は日本語では低浮上でした。最初は辛くて仕方がなかった英語での活動がすっかりコンフォートゾーンになり、楽しく情報発信しています。フリーランスの仕事はしませんでした。Inkdropの売上で充分家族の生活費も賄えています。来年もこの調子で健康的なペースでやっていきます。 TL;DR * 娘が産まれて、現在7ヶ月になった * ロードマップが40%完了した — モバイル向けMarkdown

By Takuya Matsuyama
React Native製アプリをJSIモジュールを使って50倍高速化した話

Imported-from-Medium

React Native製アプリをJSIモジュールを使って50倍高速化した話

React Native製アプリをJSIモジュールを使って50倍高速化した話 本記事は2月26日に書いた英語記事のDeepL機械翻訳です。 人々がアプリを十分に楽しんで使うためには、アプリからできる限り摩擦を取り除くことが重要です。 React Nativeは、JavaScriptとReactを使って、マルチプラットフォームのモバイルアプリを素早く構築できるフレームワークです。そのおかげで、私はInkdropというアプリのモバイル版を作ることができました。エンドツーエンドの暗号化でデバイス間で同期するMarkdownノートアプリです。このアーキテクチャのおかげで、私はこのアプリを素早く構築することができ、ElectronJSで構築したデスクトップ版のコードベースの多くを再利用することで簡単に維持することができました。これは素晴らしいことです。React Nativeには大いに助けられましたが、特に画像を扱う際のパフォーマンスの低さには苦労しました。最悪の場合、7MBの画像をダウンロード、復号化、そして表示するのに40秒かかっていました(ネットワークやデバイスに依存します)。新バー

By Takuya Matsuyama