アプリで稼いだお金は全部投資に回す

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アプリで稼いだお金は全部投資に回す

アプリで稼いだお金は全部投資に回す InkdropというMarkdownエディタを一人で開発しています。9月時点で月15万円、12月は現時点で既に20万円を超えました。順調に伸びていて、いよいよフリーランス辞められそうな気がしてきました。どうやってアプリをゼロから成長させたかについては過去に書きました。本稿ではアプリの利益に対する考え方を書きたいと思います。 アプリの利益を生活費に回すのはもちろんですが、余剰金の使い道が今後のアプリの継続性を左右すると思います。売上とは何かを考えたとき、それは拍手の数だとドワンゴの川上量生さんが言っていました。つまり顧客の課金行動には「いいぞもっとやれ」という期待が込められているという事です。それを意識して使い道を考えるのが大事だと思います。 今後も更に売上が伸びて余剰金が増えた時、その顧客からの期待を無視して浪費に走れば短期的には気持ちよくなれますが、プロジェクトは徐々に廃れるでしょう。無駄に高いオフィスやマンションを契約したり、無駄に高い服を買ったり、よく分からない会員制バーに通ったり。見栄を張るためにお金を遣ってもプロジェクトは成長しません

By Takuya Matsuyama
ウラエビスでしっぽりカジュアルフレンチ

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ウラエビスでしっぽりカジュアルフレンチ

ウラエビスでしっぽりカジュアルフレンチ 忘年会シーズンですね。自分は大勢の飲み会が苦手で、少人数でゆっくり語り合うのが好きです。という訳で先日友人と二人で恵比寿でカジュアルフレンチを愉しんできました。 場所はウラエビス。恵比寿駅から徒歩10分ほどの、ちょっと筋に入った所にあります。というか、名前のセンスが良いですね。ウラエビスって。隠れ家感が醸しだされていて好き。 実際、穴場でした。木曜の19:30に行ったんですが、埋まり具合は3〜4割程度。静かで、ゆったり今年を振り返るにはもってこいの空間です。週末は絶対混んでると思います。行くなら平日です。 お値段も意外とリーズナブルで、例えばクラシックコースだと5品で3,780円。会社帰りにふらっと立ち寄れる価格帯じゃないでしょうか。 料理に合うやつを店員さんに選んでもらってワインを注文。うまい。 ごちそうさまでした。 * ウラエビス * Google Maps * 食べログ

By Takuya Matsuyama
AWS Lambdaで静的サイトにメール送信フォームを作る簡単な方法

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AWS Lambdaで静的サイトにメール送信フォームを作る簡単な方法

AWS Lambdaで静的サイトにメール送信フォームを作る簡単な方法 本稿では個人的に作ったLambda用メール送信スクリプトを使ってメール送信フォームを作る方法をご紹介する。手っ取り早く知りたい方はGitHubに公開したソースコードをご覧頂きたい。 今はgitさえ使えればGitHub PagesやNetlifyで無料で静的なサイトを公開できる。便利な世の中だ。静的サイトとはサーバサイドを含まない単純なサイトのこと。自分のホームページやMarkdownノートアプリのサイトも全部Netlifyで配信している。速いし安定していてすごく気に入っている。 静的サイトはサーバサイドを含まないので、自前で動的にページを生成したりフォームを設置することが出来ない。でもちょこっとだけそういう事がしたいというユースケースがあると思う。例えばホームページに問い合わせフォームを設置するとか。問題は、わざわざそのためだけにNetlifyの有料機能を使ったりサーバを設置するのは大げさだし面倒という点。いつくるか分からない問い合わせのためだけに、ずっとサーバをスタンバイさせるのは無駄。 サーバレスアーキテ

By Takuya Matsuyama
秋の岐阜旅行に行ってきた

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秋の岐阜旅行に行ってきた

秋の岐阜旅行に行ってきた 下呂温泉・白川郷・高山を4泊5日でぐるり 11月は自作アプリを開発しつつ、知人の会社の開発を手伝ったりしていました。まるっと任せてもらえると本当に仕事がやりやすくてありがたい。その合間を縫って、中旬に4泊5日の岐阜旅行に行ってきました。そこで撮った写真をダイジェストでご紹介したいと思います。 ちなみに、この間のユーザサポートも24時間以内に対応してました。 下呂は東京より体感では4〜5度くらい寒くて、今年初めてマフラーを巻きました。温泉は肌がびっくりするぐらいツルツルになりました。自分アトピーなんですが、それにも効くらしいです。療養するには2日の滞在では足りないですね。 道行く旅行客はまばら。いつもこんなもんなんですかね。本当に田舎町という感じで、都会の喧騒を忘れられます。 山奥の地だけあって天候の移り変わりが早く、さっきまで降っていたと思った雨がいつの間にか止んでいたり。空気が霧っぽかったり澄んでいたりと、自然の表情の豊かさが感じられます。 部屋食での旅館の料理、本当にこういうの久しぶりで、おいしさを噛み締めました。 合掌造りの家は白川郷だけ

By Takuya Matsuyama
松庵文庫 @ 西荻窪

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松庵文庫 @ 西荻窪

松庵文庫 @ 西荻窪 住宅地のど真ん中に、古民家をリノベーションしたカフェが。駅から徒歩10分程。すごく入りやすい雰囲気の佇まい。靴を脱いで上がります。 応接間という言葉がふさわしい雰囲気。縁側に座って線香花火がしたくなります。この中庭の空間が都心にも関わらず贅沢な使い方です。普通ならテラス席にしたりフロアを伸ばしたくなりそうなものですが、古民家の間取りをそのまま踏襲したようです。それが落ち着いた開放感をもたらしてくれています。 名前に文庫と付くだけあって、文庫本がいろいろ並んでいました。文学を嗜まれる人は楽しめそうです。 中煎りのTUTUJIブレンドを一口飲んで一息つく。この瞬間が好き。 落ちかけた太陽がなびく木の葉を通してキラキラ。 年季のあるガラス越しに金色の太陽。 * 松庵文庫 * ホームページ * Twitter * 東京都杉並区松庵 3–12–22 * 食べログ

By Takuya Matsuyama
価格への不満は徐々に減るから無視していい

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価格への不満は徐々に減るから無視していい

価格への不満は徐々に減るから無視していい InkdropというMarkdownエディタアプリを一人で開発しています。最近、月の売上が15万円を超えました。早くフリーランス辞めたい。 正式リリースから1年が経ち、沢山のフィードバックを経てアプリはかなり進化を遂げました。そのフィードバックの中には価格への不満も沢山ありました。でも1年やって気付いたことは、その不満の声が徐々に減ってきているという事です。これは重要な気付きだと思ったのでシェアしたいと思います。 * 完成形を想像して値段をつける * ユーザは常に現時点のモノを見て価値を判断する * 自分と同じ金銭感覚の人だけを相手にする * サービスにお金を払う感覚を身につける 価格については過去にも何度かブログに書きました。それを要約すれば、継続性を最優先にする事と、市場価格を無視して自分を基準にして決めるという事です。一度決めた価格を後で値上げすると確実に大ブーイングが起きるので、慎重に決めなければなりません。 インターネットのサービスは家電製品などとは違い、リリース後も徐々にアップデートしていく性質を持っています。つま

By Takuya Matsuyama
早足の季節を感じて

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早足の季節を感じて

早足の季節を感じて みのりさん 吉祥寺 * 東京都武蔵野市吉祥寺南町2–21–8 * https://tabelog.com/tokyo/A1320/A132001/13181163/ Leica X Typ113 これを撮影したのは10月中旬だけど連日の雨で空気はとても冷たくて、でも夏の湿気がまだ少し残っていて、さながら梅雨のような気候だった。ポートレートを撮らせてもらうのはこれが二人目。当初はコスモスと一緒に撮ろうと計画していたけど、雨の日は雨の撮影を楽しもうということでロケーションを変更した。 写真はぼちぼち勉強しているけど、撮影テクニックとか凝ったポーズにはあまり興味が無いし他者にも敵わないと思って切り捨てることにした。その代わり、とにかく自然な良い表情を撮ることに専念した。SNSに溢れる自撮り画像は可愛いんだけど、どれも角度や表情が似たり寄ったりだ。そういう自撮りには無い、その人の素の表情を撮ることに興味がある。アプリで顔の輪郭を変えたり犬や猫に加工するのも確かに面白い。でも、その人の持ち味や魅力はその分かすれてしまう。たぶん自分は、イイネが欲しいという承認欲

By Takuya Matsuyama
個人開発だからこそ出来るユーザサポートがある

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個人開発だからこそ出来るユーザサポートがある

個人開発だからこそ出来るユーザサポートがある この記事はHacker Noonに寄稿した「Personal Developer Can Beat Big Company with User Support」の日本語訳です。 個人開発者は大企業にあらゆる面で常に負ける。果たして本当にそうだろうか。大企業はその大きさゆえにとにかく遅い。でも小さなプロダクトは小回りがきく。個人開発者はとりわけユーザサポートで、大企業に勝る素質がある。 自分はフリーランスをしながらInkdropというMarkdown好きのためのノートアプリを開発している。最近、その売上で家賃の半分が賄えるようになった。アプリを購読してくださっているユーザさんもそれを喜んでくれている様子で嬉しい: 自分がどうやって彼らを惹きつけているか、ユーザサポートの観点でその方法をシェアしたい。 ユーザはサポートの返事があるまで何日も待たされることに慣れきっている。大企業のユーザサポートを受けたことがある人なら分かると思う。電話で待たされ、たらい回しにされ、数日後にやっと回答が得られる。だからメールを送信する時、すぐに返事がもら

By Takuya Matsuyama
vim + tmuxでVSCodeっぽい開発環境を作る

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vim + tmuxでVSCodeっぽい開発環境を作る

vim + tmuxでVSCodeっぽい開発環境を作る MicrosoftのVisual Studio Code(以下VSCode)には期待していて何度かエディタの乗り換えにトライしてるんだけど、今回もあえなく失敗してしまった。でもその度に改善アイデアを得ては自分の環境に取り入れている。定期的に色んなエディタを試して良いとこ取りをするのは、結構いいかもしれない。 自分は基本的にvimとtmuxを併用してターミナルで作業をしている。本稿ではVSCodeの特徴を軸に自分のvimとtmuxの設定をシェアしたい。説明はtmuxとvimの基本を知っていることを前提とする。以下概要: * VSCodeっぽい画面分割 * VSCodeっぽいファイラ * VSCodeっぽいエラー表示 * (VSCodeっぽくない) プロジェクトごとにtmuxタブを開く VSCodeでは画面下にターミナルを表示できるのが便利だと思ったので真似した。tmuxで上下7:3で分割している。上段でvimを起動して、下段でコンパイルなどをする。下段は更に3つに垂直分割する事が多い。この画面分割をコマンド一発で出来

By Takuya Matsuyama
印刷 / PDF出力 / 構文ハイライトの改善 / RPMパッケージの提供開始 — Inkdrop

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印刷 / PDF出力 / 構文ハイライトの改善 / RPMパッケージの提供開始 — Inkdrop

印刷 / PDF出力 / 構文ハイライトの改善 / RPMパッケージの提供開始 — Inkdrop 原文: https://blog.inkdrop.info/printing-pdf-export-improved-syntax-highlighting-rpm-package-c90e3f966a7f v3.12.0が昨日リリースされました。いろいろ新機能や改善点が盛りだくさんなので紹介させてください。 たまにユーザさんから、エディタとプレビューの構文ハイライトの動作が違うことについて指摘を受けていました。これは実装方法の違いによるもので、プレビューはhighlight.jsを使用しているのに対して、エディタはCodeMirrorベースで出来ているためです。それによって動作の一貫性が損なわれていました。つい最近にも、アントンがこの事について指摘しました: この問題は、highlight.jsとCodeMirrorで対応している言語が異なるためでした。例えば、JSXとPugはhighlight.jsではサポートされていません。違和感を覚えるのは当然でした。今まで、これは仕様で

By Takuya Matsuyama