美容師の女の子と音楽

Imported-from-Medium

美容師の女の子と音楽

美容師の女の子と音楽 美容院に行って髪を切った。初めて眉カットをしてもらったら印象がスッキリしてびっくりした。眉って大事なんだな。 シャンプーを担当してもらった女の子がものすごいバンド好きで、ずっと音楽の話をしていた。たぶん歳は二十代前半。この時代にしては珍しく、デジタルではなくCDをこだわって集めていて、部屋がCDだらけらしい。今よく聴いているのはSuchmosとかペトロールズ。まぁ流行りどころだよねと思いきや、toeのドラムの柏倉さんの情熱っぽいところが大好きというマニアックな一面も覗かせていて興味深い。先日はSpecial Othersのワンマンを観に行ったとのことで、かなり共感を覚えた。 洋楽の話になったのでLimp BizkitやRage Against the Machine、Franz Ferdinandあたりの名前を出したけど、全く知らない様子だった。彼らも当時は一斉を風靡したけどビートルズのような世代を超えたビッグネームにまではなりきれていないんだなと感じた。Radioheadに望みが託される。 普段何気なく聴いてる音楽を若い子も聴いてると知れて、なんだか嬉し

By Takuya Matsuyama
一人で開発していて寂しくないのか

Imported-from-Medium

一人で開発していて寂しくないのか

一人で開発していて寂しくないのか 自分は独立してから6年間、基本的に一人でサービスを作りながらたまに受託をする生活をしてる。受託以外は誰とも連絡を取らず黙々と開発してる。人によってはこんな生活、孤独でやりたいとも思わないらしい。 でもそういう孤独と戦ってる人って案外身近にいる。ユーチューバーとか。映像ではすっごい楽しそうにしてるけど、編集とか真顔で一人でもくもくやってる訳だし。個人で活動してる人には逃れることの出来ない孤独問題。 で、俺は平気かって?そんなことない。面と向かって「寂しくない?」って訊かれるとつい「寂しくなんかねえよ!」って答えたくなるけど、正直それは嘘。別にメンタルが人一倍強いわけでもない。 というか、人なんていくらグループの中に居ても時折寂しさを感じてしまう生き物だ。なのにその気持ちから逃げたり否定するなんて不健全だと思う。 で、この寂しさとうまく付き合っていく方法はいくつかある。徐々に分かってきた。性格的な個人差はしょうがない。置いとこう。 まず寂しさって相対的な一面がある。誰かとずっと一緒に過ごした後に別れたら寂しさを感じる。でも一人が当たり前だとその

By Takuya Matsuyama
フリーランスの立場を利用して意見を言う

Imported-from-Medium

フリーランスの立場を利用して意見を言う

フリーランスの立場を利用して意見を言う 何か意見を言うのって割とハードルが高い。それを言ったら関係がこじれてしまうんじゃないかとか、雰囲気が悪くなってしまうんじゃないかとか心配してしまう。 こういう悩みは誰かと関わっている以上、生じてしまうもの。特に組織の中において。で、スタートアップも例外ではない。自分の周りでも、メンバーへの不満だったり意見の不一致にどう折り合いをつけるのかについて話を聞くことがある。議論が苦手と言われる日本の文化的背景もあるかもしれない。 フリーランスでもこういう悩みはある。先方と意見が折り合わなくて、下手したら取引を切られるかもしれない。だから思ってることが中々言えない人って多いんじゃないだろうか。 それでも、自分は言いたいことは出来るだけ全部言うようにしてる。いや、怖い。でも見方によってはフリーランスの方が言いやすい立場にある。例えばもし自分がスタートアップのメンバーで、会社の中で仲違いしたら後に尾を引いて困る。でもフリーランスなら最悪関係を切れば済む。いい意味で外野として振る舞える。メンバー間で胸の奥に閉まわれていた事を、フリーランスなら全部言える。

By Takuya Matsuyama
個人でプロダクトを作りながらフリーランスする生活って実際どうなの

Imported-from-Medium

個人でプロダクトを作りながらフリーランスする生活って実際どうなの

個人でプロダクトを作りながらフリーランスする生活って実際どうなの 自分のライフスタイルは、最終的に自分のプロダクトだけで生計が立てられるようになる事を目指している。でもまだ売上が足りないのでたまにフリーランスとして受託をしているという感じ。さて、この生活を6年間続けてるわけだけど、実際どうなのか書いてみたい。 まずプロダクト作りとフリーランシングは協調関係にある。片方が上手く行けば、もう片方も良くなる。なぜならプロダクトを自分で作ることは以下の恩恵が得られるから: 1. 新しい事に挑戦して能力が上がる 2. プロダクトが実績になる 個人開発では誰も怒る人がいない。なので思う存分挑戦できる。それに対して受託開発では新しいことに挑戦しにくい。失敗したら最悪報酬がもらえなくなってしまうから。受託では挑戦しない代わりに、現時点で知りうる最短距離で最高品質なモノを提供する。 また、個人で作ったプロダクトが何らかの成果を上げれば、全て自分の実績になる。「これ俺がやった」とバイネームで語れる実績というのは貴重。実績が出来るとより条件のいい仕事が貰いやすくなる。 一方、受託の仕事がうま

By Takuya Matsuyama
フリーランスの報酬額の見積もり方と考え方

Imported-from-Medium

フリーランスの報酬額の見積もり方と考え方

フリーランスの報酬額の見積もり方と考え方 フリーランスになってかれこれ6年目。それでも毎回悩むのが仕事の報酬の見積もり。永遠のテーマ。たぶん人それぞれ考え方は違うかもしれない。あれこれ悩みたくないし交渉が苦手だからと、人月単位で単価を固定してる人とかもいると思う。以前書いた通り、自分は人月単価で仕事を受けていない。全て案件の内容に応じて報酬額を提示させていただいている。その理由も必要なら納得してもらえるまで先方に説明する。ちなみに自分の場合、最初から報酬額が決まっている案件はあんまりない。 この6年で仕事を見積もる際の考え方はだいたい出揃ってきたので、紹介してみたい。 依頼内容を詳しく聞いたら、軽く設計して実際のタスクがどのようになるか検討する。それを元に効率性・緊急性・専門性・有効性の4軸で仕事を評価する。詳しくは後で説明するとして、まずは希望的価額を自分の中にイメージするのが大切。つまり、「この仕事を自分ならいくらで引き受けたいか」をざっくり決める。 で、その希望的価額ってのは自己評価に大きく影響を受ける。その仕事をやり切る自信が全然なければ、プレッシャーや責任を避けるため

By Takuya Matsuyama
サーバレスでベンダーロックインを避ける方法

Imported-from-Medium

サーバレスでベンダーロックインを避ける方法

サーバレスでベンダーロックインを避ける方法 ここ数日、ノートアプリInkdropを題材にしてAWS Lambdaを触っていた。まずはherokuで運用してるAPIをLambdaで動かすことに成功した。良かった点は、koa.js製のコードベースをほぼ変更する必要が無かった事。小さなfunctionに小分けする必要すら無かった。思ってたよりすんなり行って拍子抜けしてる。 見方を変えると、このAPIがHerokuとLambdaの両方で動くようになったと評価できる。これは嬉しい誤算。帰り道が残されたのは安心感がある。サーバレスには興味あるけど、移行コストがかかりそうとかロックインされるんじゃないかと思っている人が多いと思う。でも工夫すれば案外手軽にできることが分かったので、参考にしてもらいたい。 アーキテクチャについては先日こちらに書いたとおり、AWS Lambda + API Gatewayという構成。APIを動かすにあたって以下の記事を参考にした。 * Going Serverless: Migrating an Express Application to Amazon API

By Takuya Matsuyama
ネットの評価システムが破綻してきた

Imported-from-Medium

ネットの評価システムが破綻してきた

ネットの評価システムが破綻してきた 人のアカウントやコンテンツを見る時、そのフォロワー数とかブクマ数とかって、気にしてる?俺は最近あんまり信じなくなってきた。だって、一過性の注目だったり作られたものだったりすることが多いから。スマホが普及してSNSが広く使われるようになってから、今まで機能していたネットの評価システムが徐々に破綻してきているように感じる。 ブログを書くとブクマ付くかな〜とか思ってはてブをチェックしたりする。最近はよく書くからチェックの頻度も高まった。で、iOSアプリを起動すると初期画面でホットエントリの一覧が表示される。普段は見ないけど、目に入ると刺激的な記事が並んでいて、ついつい開いてしまう。 しばらくして、明らかに辟易している自分に気づいた。別に読まなくてもいいやん、と。読まなければ生活に困るような事はまずないような内容ばかり。ブクマ数が多いと、つい自分も読まなければと思ってしまう。でもそんな事は全く無い。 SNSに詳しい人なら共感してもらえると思う。たまに、フォロワー数が多いけどほとんどがゾンビアカウントの人がいる。そういうフォロワー数を増やすツールを使っ

By Takuya Matsuyama
Inkdropサーバレス化計画

Imported-from-Medium

Inkdropサーバレス化計画

Inkdropサーバレス化計画 サーバレスアーキテクチャが自分の中で急に熱い。運用もうやりとうない。業界での知見もぼちぼち出揃ってる感じがあるので自分でも挑戦してみたい。MarkdownノートアプリのInkdropを題材にしてやってみる。 サーバレスアーキテクチャとは、その名の通りサーバが無いアーキテクチャのこと。ここでのサーバとは、apacheやnginxなどのサーバプロセスから、LinuxマシンなどのVMを含めたコンピュータを指す。これらを自分で運用する必要がない。まじかよ。 じゃあどうやって提供するのかというと、サーバの代わりにHTTP(S)に応答したりイベントに反応するサービスを使う。処理を行うプログラムは、APIや機能単位で別々にデプロイしたものを使う。これらのプログラムが予め設定した条件で駆動する。つまり、今まで自分でサーバにやらせていたことを、サービス側でやってもらうということ。 メリットは主に3つある。まずスケールの心配が要らない。サービスが勝手に負荷に合わせてリソースを調整してくれるから。次に、コストを最小限に抑えられる。使われていないサーバの稼働時間にお金を

By Takuya Matsuyama
React Nativeのビルドでcom.atlassian.mobile.video:okhttp-ws-compat:3.7.0-atlassian1が無いって怒られる

Imported-from-Medium

React Nativeのビルドでcom.atlassian.mobile.video:okhttp-ws-compat:3.7.0-atlassian1が無いって怒られる

React Nativeのビルドでcom.atlassian.mobile.video:okhttp-ws-compat:3.7.0-atlassian1が無いって怒られる 数日ぶりにgradleでコンパイルを実行すると、以下のようなエラーが起こるようになった。プロジェクトには何も変更を加えていない。 <span id="395f" class="pn po io pj b gz pp pq m pr ps">FAILURE: Build failed with an exception.</span><span id="ff4e" class="

By Takuya Matsuyama
InkdropのAndroid版をリリースしました

Imported-from-Medium

InkdropのAndroid版をリリースしました

InkdropのAndroid版をリリースしました こちらは「Inkdrop for Android is now available」の日本語訳です。 今日、Markdown好きのためのノートアプリInkdropのAndroid版をリリースしました。シンタックスハイライト付きのエディタを備えたアプリです。これで、InkdropはmacOS、Windows、Ubuntu、iOS、そしてAndroidで動くようになりました。なかなかいい感じでしょう? 約2ヶ月前、iOS版をリリースしました。一人で受託の仕事をしながらの開発で、たったの2ヶ月でリリースできたのはReact Nativeのお陰です。Android版に向けて必要だった作業のほとんどはUIコンポーネントの対応だけでした。使ってみると、ルックアンドフィールがiOSっぽいことに気づくかもしれません。というのも、僕自身がずっとiOSユーザなのでAndroidのUIについてそこまで詳しくなかったのが理由です。でもそれはあまり大きな問題では無いでしょう。 今後もアプリは改善していきますので、フィードバックお待ちしています! An

By Takuya Matsuyama
MarkdownノートアプリInkdropの近況と今後のマーケティング戦略

Imported-from-Medium

MarkdownノートアプリInkdropの近況と今後のマーケティング戦略

MarkdownノートアプリInkdropの近況と今後のマーケティング戦略 本稿は、フリーランスしながら一人でプロダクトを作って食いたいプロジェクトの進捗報告です。InkdropはMarkdown好きのためのノートアプリです。これを一人で受託やりながら作っています。 * 開発が超順調 * 次はノート共有機能を付ける * 食える気がする * コンテンツマーケティングをこれからがんばる * これはスタートアップではなくスモールビジネス つい昨日、Android版をリリースしました。これで、macOS、Windows、Linux、iOSを含めた5つのプラットフォームで動作するアプリになりました。2ヶ月前にiOS版をリリースしたので、開発ペースとしてはかなり順調と言えそうです。 今後の拡張計画として大きなものはノートの共有機能です。Gistっぽい感じで手軽に共有できるようにしたい。イメージとしては、ノートに可視範囲としてPrivate(秘密)、Unlisted(リンクを知っている人のみ公開)、Public(全体に公開)の3つを指定できるようにします。 個人的には、Mediu

By Takuya Matsuyama
Inkdropの総売上が10万円を超えました

Imported-from-Medium

Inkdropの総売上が10万円を超えました

Inkdropの総売上が10万円を超えました (本記事は「Inkdrop has reached $1,000 sales」の日本語訳です) 久しぶりにInkdropのことについて書きます。初めて知る人のためにご説明すると、InkdropはMarkdown愛好者のためのノートアプリです。プログラマー向けEvernoteと言えばすぐイメージできると思います。僕はこのプロダクトを多くの人に支えてもらいながら、一人で作っています。 クローズドβを経て去年の10月に正式リリースして、はや半年が経ちました。先月iOS版をリリースしたところです。Android版も順次リリース予定です。そして、表題にある通り総売上が10万円を達成しました。めでたい!本当にありがとうございます。どうやらこのサービスでマネタイズはできると言ってもよさそうです。希望が見えてきました。 脱フリーランス・脱受託を目指して自分のプロダクトで稼ぐという活動は、いい意味で出来る限りネタにしてみなさんの参考にしてもらいたいと思っています。 本稿では、半年の運営を通して得た知見を共有します。 まとめ * 少数のヘビーユ

By Takuya Matsuyama