生産性と健康の両立を追求したデスク環境

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生産性と健康の両立を追求したデスク環境

生産性と健康の両立を追求したデスク環境 数年間かけて自分なりに工夫してきた点をまとめてご紹介 どうもTAKUYAです。InkdropというMarkdownノートアプリを一人で作って生活しています。新居に来て新しい作業環境をセットアップしました。いい機会なので紹介したいと思います。 1日のうち大半の時間を過ごす場所である作業環境。好きなことを有意義に永く続けるためにも、生産性と健康の両立は不可欠です。その要件を具体的に書き出すと、次の通りです: * 首痛や腰痛になりにくい * 運動不足になりにくい * 気持ちが清々しい * 作業していて楽しい * 集中力が途切れにくい * 作業が切り替えやすい つまり肉体面、精神面、効率面から、ここ数年かけて工夫した点をご紹介したいと思います。 人間工学に則って作られた椅子は、腰や肩への負担が驚くほど軽減されます。僕はハーマンミラー社のアーロンチェアを選びました。集中している時に体は自然と前かがみになりますが、この椅子はその姿勢を追従して座面の角度を変えてくれるのが特徴です。そのお陰で肩こりや首の傷みがほとんど無くなりました。

By Takuya Matsuyama
個人開発者が会社作るならアメリカより日本の方が結局よさげ

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個人開発者が会社作るならアメリカより日本の方が結局よさげ

個人開発者が会社作るならアメリカより日本の方が結局よさげ 情報が少なくて調べるのに時間がかかりすぎるから こんにちは、個人アプリ作家のTAKUYAです。確定申告の季節ですね。 今作ってるMarkdownノートアプリInkdropの売上がそれなりに立つようになってきました。去年の売上は393万円でした。という訳でぼちぼち法人化を検討しています。ちなみに今は個人事業主です。 Stripe Atlasを利用してアメリカに法人設立しようと思ったんですが、いろいろ調べた結果、結局やめることにしました。その判断に至った経緯をシェアしたいと思います。 法人化する主なメリットは以下の通りです: * 無限責任から有限責任になる。もし多額の負債を作っても会社をたためば自己破産しなくて済む * 1 * 法人用の住所が設定できる * 売上が1,000万円を超えると消費税課税事業者になる。法人化することで日本では最初の二年は消費税の課税が免除される 売上から経費や控除を差し引いた額が課税所得です。個人事業者としては使ったお金をいかに事業と結びつけて経費とするかが節税のポイントになります。そ

By Takuya Matsuyama
SnapでInkdropがインストールできるようになりました

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SnapでInkdropがインストールできるようになりました

SnapでInkdropがインストールできるようになりました Linuxでもアプリの自動アップデートが可能に! 本記事はこちらの日本語訳です。 こんにちは、TAKUYAです。一人で作っているInkdropというMarkdownノートアプリに関するニュースです。 WindowsやmacOS版では、アプリの新バージョンが出たら自動でアップデートする機能が付いています。しかし長い間、Linux向けのアプリ配布ではこの機能が付いていませんでした。嬉しいニュースがあります。InkdropがSnapでインストールできるようになりました。SnapはLinux向けのApp Storeです。本稿で詳しく説明させてください。 この機能を実現するためにフォーラムで協力してくれたDan、Sceptic、Parkerに感謝! Snapについてご紹介する前に、なぜSnap経由でアプリを配布するに至ったのか、その経緯を説明させてください。 InkdropはElectron製のアプリで、Squirrelを統合することにより自動更新機能を実現していますが、それが動作するのはWindowsとmacOSのみで

By Takuya Matsuyama
個人開発に必要な複数のスキルを得るためにやったこと

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個人開発に必要な複数のスキルを得るためにやったこと

個人開発に必要な複数のスキルを得るためにやったこと こんにちは、TAKUYAです。InkdropというMarkdownノートアプリを作っています。このアプリは完全に一人で作っていて、企画からデザイン、コーディング、ユーザサポートやマネタイズまで一貫して担当しています。このように個人開発では様々なスキルが求められるのですが、今回の動画ではそのスキルをどのようにして学んだのかについてお話ししています。この話は、僕の創作の歴史でもあります。噛み噛みですが、参考になれば幸いです。Just Build It!! * 個人開発で食うという生き方

By Takuya Matsuyama
2018年の活動成果まとめ・来年やりたいこと

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2018年の活動成果まとめ・来年やりたいこと

2018年の活動成果まとめ・来年やりたいこと 今年は立てていた目標がいろいろ達成できてとても良い1年でした。去年も総括して飛躍の1年と評していましたが、今年も飛躍できたと言えそうです。嬉しい。皆さんのおかげです。ありがとうございます。 僕の活動の指針は「プロプライエタリなプロダクトを作りつつ、そこで得た知見はオープンソースのマインドでどんどん公開していく」です。今後もそれは続けていきます。 * アプリの売上だけで生計を立てて、受託ゼロを達成できた * Twitterのフォロワーが5,000人増えた * ブログ年間アクセス数が37万に達した * 持病と向き合って根治出来る見込みが出来た * YouTubeチャンネルを始めた * 個人開発を盛り上げるために考えていること 今年の成果といえば何といってもこれです。これまではフリーランスとして受託開発をしては当面の生活費を稼いで、減っていく口座の残高を見ながら自作アプリの開発に励むという活動形態でした。いつしかその残高の降下が止まり、逆に上がり始めたのはつい最近の事です。夢にまで見た生活がいつの間にか実現していました。楽しい

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思いついたら、さっさと作れ!

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思いついたら、さっさと作れ!

思いついたら、さっさと作れ! 個人開発にニーズ調査はいらない。「準備」と称して企画に延々と時間をかけるのは無駄 本記事は “Why Needs Assessment is Not Necessary For Your Niche Product” の日本語訳です。 こんにちは、TAKUYAです。InkdropというMarkdownノートアプリを一人で開発しています。このアプリは一人で企画から運用までやって、先月の売上は40万円を超えました。以前、ローンチさせて最初の売上を得るまでの話を書きましたが、その中で個人開発としてどんなアプリを作るとよいのかという話をしました。毎日感じるちょっとした問題を見つける、というものです。本稿ではこの話についてもう少し掘り下げて書きたいと思います。 沢山のユーザに使ってもらえるサービスを考えるのは簡単ではありません。それを事前に知るのはほぼ不可能です。でも僕は多くの人が「これ、欲しいと思う?」と聞いて回るのを見ました。彼らは失敗を恐れているように見えます。自分の時間と努力を無駄にしたくないようです。もし解決したい問題を見つけたなら、それに今すぐ取

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ユーザの退会理由をあれこれ考えない

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ユーザの退会理由をあれこれ考えない

ユーザの退会理由をあれこれ考えない 退会ユーザを追いかけると迷走する/自分ならどういう時に退会するかを考える/「欲しいもの」と「使いたくないもの」は表裏一体 どうも、TAKUYAです。InkdropというMarkdownエディタを一人で作っています。先日、総売上が400万円を超えました。いつもありがとうございます。 継続課金モデルでサービスを運営していると必ず直面するのが、課金ユーザの退会です。一般的に継続課金型のチャーンレートは6%前後で高いと言われています。チャーンレート(Churn Rate)とは退会率のことです。 チャーンレートはビジネスの継続性に関わる重要な指標です。このチャーンレートが成長率を上回らないように気をつける必要があります。個人開発において、どうすればこのチャーンレートを低く抑えることができるでしょうか。本稿で自分の考えを書きたいと思います。 Inkdropも未成熟の頃はチャーンレートがとても低く安定していました。でも最近では上記と似たようなレートを示すようになりました。やはり退会する人が増えると焦りを感じたり不安になります。そしてなぜ退会していくのか、

By Takuya Matsuyama
Hacker Newsで話題1位を取ると何が起こるか

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Hacker Newsで話題1位を取ると何が起こるか

Hacker Newsで話題1位を取ると何が起こるか 今までと特に変わらない 自作アプリInkdropに関する自分のブログ記事が、Y Combinatorの運営するアメリカのスタートアップコミュニティ「Hacker News」で話題になった。HNに自分の作品が話題になるのはこれで3度目。 一夜明けて、日本時間の今朝のコメント数は128、Upvotesは859だった。自分でHNに投稿した訳ではなく、読者の誰かがシェアしてくれたようだった。 練馬のマンション一室でしこしこ作っていたアプリが海外で話題になるのはとても感慨深い。記事のアクセス数は約6万ビューだった: もっと盛り上がらせようと思って、こんな感じでいくつかのコメントに返信したりした: 自分は何か自慢できるような大きな賞を取ったりしたことが一度もない。それが若干のコンプレックスだったりもする。でもこうやって話題になってくれると、一応世の中に認知されるようなモノが作れているんだなという実感が持てる。賞など別にいらない。 で、海外で話題になると何が起こるのか、ざっくり列挙したい: 1. 一日のユーザ登録数が通常の18

By Takuya Matsuyama
React Native製アプリのクオリティを上げるために工夫した事

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React Native製アプリのクオリティを上げるために工夫した事

React Native製アプリのクオリティを上げるために工夫した事 InkdropというMarkdownノートアプリを一人で作っているTAKUYAです。最近、React Nativeを使って、iOS版とAndroid版の新しいバージョンをリリースしました。React Nativeは、JavaScriptとReactを使ってクロスプラットフォームなモバイルアプリが開発できるフレームワークです。 どうすればReact Nativeでハイクオリティなアプリが作れるのか、今回の開発を通して多くのことを学びました。本稿では、よりよいアプリを作るために自分が工夫したことをシェアします。既にReact Nativeでアプリを作っている方も、これから作ろうと思っている方も参考になるかと思います。 * OSSライブラリは慎重に選ぶ * ネイティブ拡張モジュールは出来るだけ使わない * UIテーマの対応 * タブレットの対応 * 動作を軽く保つ * 違和感のないスプラッシュスクリーンを作る * CodePushは使わない方が良い iOSのUIKitと違って、React Native

By Takuya Matsuyama
個人開発で得たスピード仕事術

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個人開発で得たスピード仕事術

個人開発で得たスピード仕事術 作業のスイッチングコストを最小化させるための考え方と方法 Markdownエディタを一人で作りながらフリーランスをしています。今月(11月)の売上は18万円を超えました。順調に伸びていて嬉しい。毎日楽しいです。 個人開発はスピードが全てです。残業代もがんばった賞も出ないからです。一人何役もこなさないといけないので、作業のスイッチングコストが常につきまといます。設計してコードを書いてユーザサポートをしてマーケティングして・・。ましてや本業などがあると、プロジェクト単位で脳を切り替える必要もあります。 プロになってから約8年、常に本業と並行して何かしらの個人開発を続けて来ました。そして、このスイッチングコストをどうすれば最小限に抑えられるかという課題と向き合ってきました。自分で言うのも何ですがかなり速いと思います。例えば、先日ユーザさんから機能要望を受けたのですが、書き込みを見て2時間で対応してリリースしました。そしたらユーザさんが「速すぎやろ・・」と苦笑して若干引いていました。こうやって人を驚かせるのはめっちゃ楽しいです。 仕事に埋もれていたらこん

By Takuya Matsuyama